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私のウッドセットをバランス計と秤(はかり)に掛けた結果を書き並べてみると次のようになっていました。

Driver                  385g  F-5  47.6 inch(121 cm)
Fairway driver       325g  C-8    45.6 inch(116 cm)
spoon                  430g  C-6     46.8 inch(119 cm)
baffy                   415g  C-8    44.0 inch(112 cm)

ドライヴァーはバランスを異常に重くしてある。F-5というのは大体の予測であり、スケールを振り切っているので目盛りはないが、天秤はバランスしているので適当に目盛りをつけてみた。全重は4本のうちの3番目であるから決して重くはない。しかし振ったときに感じる重さはやはりこのドライヴァーが一番重い。

フェアウェイドライヴァーはほとんど無改造で、グリップを太くした分やや重くなっているから元々のスペックは全重300グラム、D-2程度だと想像される。このフェアウェイドライヴァーは振ってみると断然軽く、スプーンやバッフィーと比べれば桁違いの軽さである。バッフィーとスプーンを振った感じは余り変わらないが、シャフトが短い分バッフィーの方が軽い感触である。

3本のフェアウェイウッドの仕様を比べると長さと重さがめちゃくちゃで、知ったかぶりが常識でそれらの振り味を想像すればことごとく外れる。3本はほぼ同じバランスなので、バランスの意味からすればどれも同じ振り味にならねばならない。冗談じゃない。

バッフィーでもスプーンでも振ったあとに、このフェアウェイドライヴァーを振ると腕が抜けそうになるほど軽い。何がバランスだ、どこがバランスだ。つまりこの場合はバランスよりも全重が効いているわけで、スプーンより100グラム軽いとバランスが同じでも世界が変わる、ということがわかった。

ところが、ドライヴァーとスプーンではスプーンの方が45グラムも重いのに、振った感じは桁違いにドライヴァーが重い。4本のウッドのスペックをじっと見つめて、あなたは何を発見できるだろうか。

測定器には測定範囲がある。範囲外では役に立たない。HPのオシロに20メガと書いてあれば25メガでも使えるが、安物に20メガと書いてあっても15メガまでは使えない。バランス計は元々全重400グラム付近を中心に前後50グラムまでを測定範囲として作られていただろう。

もしも被測定物の全重が大幅に変われば、もはやそのバランス計は意味を持たない。100グラムのクラブでも500グラムでも数値は出てくるしその数値には力学的矛盾はないが、ゴルファーの振り味を測るには矛盾が出てくる。

現在のバランス計がどう作られているか知らないが、そもそもバランス計は人の気分を測っているので、当てにはならない。 ミズノが資料を提供してくれている。ただしそれはわかったつもりになれる資料であり、結局は何もわからない。世の中そのものである。

2011年現在、アイアンクラブの全重は350グラム(カーボンシャフト)、あるいはスチールシャフトで400グラム程度だが、それは3番から9番まで変わらない。

しかし私のアイアンは気分次第で削ったりおもりを付けたりしているのだが、番手が大きくなるほど重くなっている。わざとそうしているのではない。知らない間に必ずそうなっていくのだ。

私が正しいか、それともアイアンメーカーが正しいか、どちらでもない。ゴルファーはメーカーを信じている。しかしメーカーの作るアイアンセットがあなたのスイングに最適にセットされているという保証など全くないのだ。筆者

参考

アイアン3番396グラム
     4番406グラム
     5番419グラム
     6番446グラム
     7番441グラム
     8番437グラム
     9番440グラム
     計測日 20/2/2011

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