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公園の砂場で磁石を使って砂鉄を採りながら、自分のスイングについて考えていた。メーカーが商売として考えるハイブリッドとは別に、本当の意味でのハイブリッド的な進化は必要である、と。

新しいクラブを模索しているうちに、何年も昔に結論が出ているはずのシャンクが出始めた。クレンザーの痕(あと)が怪しい。これをとめるのに3時間かかった。

シャンカーは知っているが、クラブを振らずに1時間コーヒーでも飲んでいればシャンクは治っている。私は3時間クレンザーを打ち続けて治し、また新しい発見をした。「シャンク40年目の悟り」が白々しい。

シャンクの原因は多様であり、40年目の悟りもまた、言わば40個目の原因に過ぎなかったようだ。「シャンク、この摩訶不思議なミスショット」というタイトルの冒頭を紛失して困っているが、もう見つからないだろう。

私はアイアンとウッドに違ったスイングを使う。その原因は、同じスイングを使っているとアイアンのフェイスの真ん中に当たらないことだった。アイアンのフェイスを15度開いて構えるという謎も、そしてスワンネックも、全ては新しいゴルフクラブの開発を予言していたのかも知れない。

今回のシャンクはアップライトに振ることでとまった。当然その間バッフィーも振っていて、それは正常な軌道を動いていた。クラブが長くなればスイングはフラットになる。ところがウッドではシャンクは起こらない。

こういう話を馬鹿馬鹿しいと思うゴルファーがいる。それはある点で全く正しい。相手に合わせる柔軟な思想は人類にとって欠くべからざる知恵に違いない。その時点で売られているクラブ、既製の道具を使って勝利する者たちがチャンピオンの大多数を占める。当然だと思う。

私は生まれながらに敗者という使命を背負わされて生きてきたのだろう。それでもずっと遙か先の将来はわからない。明日を考えずにただ真実を探し求める者と、現実に適応する者は、生き方は違っていても心の通う一面がある。

ゴルフクラブこの100年の進化はわずかだ。飛距離の進歩は科学の進歩を越えるほどではないし、ブラウニングが拒否された経緯を考えれば、ゴルフクラブに進化はほとんどないに等しい。

ゴルフクラブには進化する余地が沢山ある。飛距離のようなものは本質的に規制されてしかるべきだが、それ以外は自由に進化させる権利を有している。規制されるかも知れないが、少なくとも、規制されるくらいに素晴らしいクラブを作ればいいのだ。

自分のスイングを信じるられるかどうか、それは深く考えれば考えるほど、私にとっては道具を疑うことに他ならない。今のゴルフクラブは本当にゴルファーにやさしい道具なのだろうか。あなたは今のゴルフクラブを信じますか。それとも自分のスイングを信じますか。 筆者

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