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ウッドヘッド自体が持つトルクは穏やかなのだが、アイアンのヘッドはトルクがきつい。アイアンとウッドを同じスイングで済ますというゴルファーは嘘つきである。それで同じ弾道のショットを打っているならば嘘つきである。そんなことは起こり得ない。ラリードライヴァーが後輪駆動車と前輪駆動車を全く同じに運転すれば死ぬ。

この話は微妙なところがあって、同じと本人が思っているとすれば本人にとっては同じなのだが、やっていることが同じはずはない。アイアンとかウッドとか言わないで単にヘッドのトルクが違うクラブを使う場合、同じスイングでボールの行き先が同じになるはずはない。これは至極当たり前の話だ。

アイアンは右に出たがり、ウッドは左に行きたがるものである。人によっては逆にもなる。だからアイアンは短く持つか軽く打たねばウッドと同じショットにはならない。逆にもなる。

もしもアイアンとウッドを本当に同じスイングで済ませたいのなら、アイアンをグリップエンドから約10センチ短く持たなければならない。あるいはウッドのバランスがF-2程度のとてつもなく重いものを使う。そうすればアイアンとウッドを同じスイングで打って同じ打球が打てる。これもまた逆にもなる。

この話は冗談でも仮説でもない、当たり前の物理だ。私はクラブメーカーのような嘘を付く必要がない。この件については間違う道理もない。嘘だと思ったらクラブ屋に聞いてみればいいが、彼らにとってみれば障子と襖(ふすま)が違うと文句を言われているような気がするだけだ。

障子と襖をわけるのは文化であり知識である。外国人から見ればデザインの違うひとつの物体に過ぎない。クラブ屋は言わばゴルフクラブに関して外国人なのだ。不思議だと思うだろう。専門家だと思っていただろう。それは間違っている。

売れないクラブを作っているクラブ屋には知識を持っているのもいるはずだが、売れるクラブを作っているのは商売の専門家であってクラブの専門家ではない。クラブが大根やごぼうに代わっても上手に売るだろう。彼らが見ているのはクラブではない。売れる商品を見つめているだけだ。

社長自身が専門家だという小さな会社がいい物を作って大きくなる。その社長が引退して新しい社長が専門家を雇うから確かに専門家がいないわけではないが、その意見が真っ直ぐ通るわけはないからいないも同然というわけだ。ヨネックスでも何でもみなそうだ。筆者

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