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私は昔ギンギンのシャンカーだ。今でもシャンクが治ったわけではないが、シャンクしそうな予感というか予知能力が身に付いてきた。シャンクの研究に励んだおかげで対処法は沢山持っているから、シャンクを怖がらなくなった。

シャンクを治す方法はない。いつ出るかわからないのに気を付けようもない。シャンクを出さない唯一の方法はゴルフをしないことだ。しかし長年の経験がシャンクしそうなロケイションやシチュエイション、あるいは体の感じなど、いろいろの要素から予知能力を作る。作ることが出来る。

神様はシャンカーは決してダフらないとおっしゃった。ゴルファーはダフリの逆はトップだと思っている。そしてフェイスのネックに当たるシャンクはフェイスの先端、トウに当たるトウヒットの逆だと思っている。

ダフリの逆がトップだとすれば、ダフリの裏は何か。そして対偶は?ギンギンのシャンカーだった頃、ダフリはないが時折トップは出ていた。私はシャンクの逆はトップだと思っている。そうなるとダフリと一組になるのはトップではなくトウヒットになる。

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ボールを常にフェイスの真芯でとらえるのは至難の業だが、シャンクのように極端な場合を除くとボールをどの程度フェイスのセンターで打っているのか、一般のゴルファーにはわからない。

当たりが悪くて飛距離が1割程度落ちたとしても、それがスイートスポットを外したからなのか、それとも体に元気がないのか、見分けるのは不可能だろう。毎日素振りをしていると、フェイスに残るクレンザー痕の位置は毎日違う。

それは本当に不思議なほど毎日違うのだが、素振りのために外へ出たそのときはずっと一定して同じところに当たる。夕方再び出てみても朝とほとんど変わらないことが多い。つまりショットごとにクレンザー痕の位置がクルクルと変わるわけではない。

もっとも、それは練習だから当然真ん中に当たるまで修正するのだが、ラウンド中にはクレンザーがないからフェイスのどこで打っているかはわからないし、たとえわかったからといって修正が出来るとも思えない。

ボールは確かに小さいしクラブフェイスも小さい。しかしボールがあるところをしっかりと狙って振っているのに全然違うところを打つというのはどう考えても妙だ。寿司をつまもうと手を出したらおしぼりをつかんでしまったという経験は、慌てていたか、あるいは何かに気を取られたときしか起こらない。

何を喰おうかと慎重に吟味し、満を持して手を出したらおしぼりをつかんでしまったとしたら、それは不気味だ。けれどもたとえばピカピカに磨かれたガラスに気付かず、ガラス戸の中のものを取ろうとしてガラスにぶつかることはあるかも知れないし、片目でものを見れば奥行き感がなくなることもある。洗車機に入ればどうしたって車の方が動いている気がする。

シャンクやダフリが錯覚によって起こるものとすれば、それほどの大間違いをしたわけではなくなって、病気でもないので気が楽だ。シャンクやダフリは劇的なミスである。それらが錯覚によって引き起こされると証明できれば、本当の予防策が見つけられるかも知れない。

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なるべく平らで丸いお皿を持って風呂に入る。お皿をライ角と同じ60度に傾けて水面に接すれば、接点にボールがあれば絵に描いたようなナイスショットが出るだろう。しかしお皿をそのままの角度で少し水の中に差し込むとどうなるか。

スイングが水面に当たる位置、つまりお皿の円周が水面と接するところはボールの右手前、ダフリの位置になっている。今度はお皿を水から引き抜いて水面に触れない程度離すと、それはトップする位置になる。

スイングプレーンの角度にも方向にも問題がなくて、いつも通りのスイングなのだが、お皿が横滑りして沈んだり浮き上がったりすればダフリもトップも起こる。お皿はスイングプレーンと呼ばれるが、平面は無限に広い。

円盤はその平面の上に乗っていて、少しだけ滑り落ちたりせり上がったりする。円盤がせり上がったときにはトップするが、同時にクラブヘッドは体の方へ近づくわけで、ボールはフェイスの先に近い方へ当たる。

私たちはボールまでの距離を眼で測っている。瞳と瞳の間隔は約10センチで、それを使って三角測量をしている。しかしボールを見つめる眼はスイングプレーン上にはない。それが大問題だ。

視線はプレーンより上側からボールまで伸びている。スイングプレーン上からもボールへ向かって一直線のラインが伸びている。つまり二つの線は別々の方向からボールに向かっていて、ボールのところで10度ほどの角度を作って合流する。

もしも人の眼がおっぱいのところにあれば、それはほとんどスイングプレーン上だからゴルフスイングは今よりも遙かに簡単になるし、フェイスのセンターを外すこともなくなる。

一眼レフというカメラはレンズに映る被写体をそのまま直接ファインダーで見ている。当たり前だと思ってはいけない。小さな子供と大人が並んで立って5メートル先の何かを見ている。同じものを見ているのだが、同じはずがない。角度が違う。

二人が同じものを見るためには大人が子供の真後ろへ回って子供と同じ高さになる。しかしそれでは子供が邪魔になって前が見えない。子供が一瞬しゃがんでくれると、見える。それが子供の見ているものと同じものなのだ。

一眼レフはそれと同じことをしている。画期的だった。一眼レフ以前はミノルタだったか、C-220のように二眼で、ファインダーに見えるものとカメラのレンズが見ているものは微妙に角度が違っていた。この差はシャンクやダフリを引き起こすには十分な錯覚を作り得(う)る。

東京湾の空には一度に飛行機が10機も見えることがあるが、二つ並んだ飛行機のどちらが遠くを飛んでいるのか、人間の眼にはすぐわかる。しかしもしも全く同じ形の飛行機を、大きさを変えて作ったとして、それが並んで空を飛んでいたらどちらが遠くを飛んでいるか、わからない。

瞳の間隔が10センチだとすれば何キロも先を飛んでいる飛行機を三角測量して距離を判断することは不可能だ。この場合私たちは遠近法で予想しているに過ぎない。

地面のボールまでの距離は瞳の間隔が測距して教えてくれている。いわゆる深視力だが、その情報を元に一度ボールにアドレスすると、それは記憶される。目をつぶって振ってもボールに当たるかも知れない。つまり私たちがボールを打つとき、眼からの情報だけを使って打っているわけではない。

シャンクを含めて、フェイスのセンターでボールを打てない原因はひとつではないだろう。沢山の要素があるはずだ。しかしそれぞれの要素は独立して行動する。あるものはダフる方向へ、またあるものはトップする方向へ行動する。

したがってデタラメに働く原因を差し引きすれば、結局何も起こらない、というのが自然界の法則である。ところがシャンクは起こる。何らかの原因で多くの要因が一列に同じ方向を向いたとき、劇的なミスが起こる。

なぜ惑星直列のような特別の現象が起きて、ランダムに起こるはずの様々な現象が一列になって同じ方向を向き、劇的なミスを引き起こすのか、まだ誰も知らない。

椅子の高さを調整するような感じでスイングプレーンを上下させた場合と、プレーンという平面を動かすことなく、ただその上に乗っているスイングプレーンという円盤をスライドさせた場合と、結果は同じだったり違ったりするが、変化に気付く度合いは格段に違う。

私はこれからそこを調べようと思っている。気が付かないほど小さなスライドが上に動いた場合と下に動いた場合と、それで何が起こるか机上で計算し、さらに椅子の上下のような平行に移動した場合に起こる誤差も計算する。

それで何か気付くことがあれば、謎が解けるかも知れない。筆者

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