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つるかめ算を知っているだろう。私も知っているが解き方を知らない。中学で非同次一次関数をやってグラフを書く。もう一本グラフを書くと直線が二本出来るので平行でない限り交差点が生まれる。それがつるかめ算の答えだが、方程式を知らない時どうやって答えを出すのだろう。

「鶴と亀が合わせて5匹(羽)いる。足の数を数えたら合計14本あった。鶴は何羽いるか?」というのがつるかめ算だが、そもそも鳥は何羽と数え、亀は何匹と数えるくらいで、違う物体を足すということ自体これに納得するには時間がかかる。足の方は単に足なので、形こそおおいに違うけれどこれは足しても困らない。

つるかめ算を解くには素直で素朴な心がなければならない。受験勉強に明け暮れ、何でも問題だと、答えを出すものだと思い込んでいるような子供は素朴さを失っているので、問題を出されるとそれを解く技術を知らなければ解けないものと思い込んでいる。素朴に考えることを忘れている。もっと言えば考えるという行動自体を見失っている。

ウェッジショットは技術である。前に動く力で上にボールを飛ばすのだから相当な技術である。打つのは簡単でもその強さと飛距離の関係が非常に難しい。だから高等技術である。転がすのとは天地ほど違う。ダーツの矢を真っ直ぐ投げて的を狙うのと、天井から吊した輪をくぐらせてから的を狙うのと、それと同じだけ難易度に差がある。

鶴と亀が合わせて5個ならば、鶴が1羽なら亀は4匹いる。この場合足の数は18になる。鶴や亀を半分にしたら死ぬのでこれは整数問題だから、次に鶴を2羽にして亀が3匹で足の数は16。次には鶴が3羽で亀が2匹で、足の数が14、これ答えじゃないか、と感動する。これが素朴な心である。

これをしらみつぶし法と呼ぶ、とすればそんな面倒なことは馬鹿馬鹿しいと思う人がいるだろうが、方程式で解くより早い場合がある。実際小学生につるかめ算を出題する側は方程式では解きづらく、しらみつぶし法の方が早いように問題を工夫するだろう。

しらみつぶしを幼稚と考え、方程式を高等と考えるのは日本人独特の誤りであり錯覚である。50ヤードをウェッジで打つと決めてかかる性質は受験勉強から来ている。多変数の一次方程式などは到底連立方程式のやり方では時間がかかりすぎて役に立たないことも多い。しらみつぶしの方が早く解ける場合がある。それを確率で先に計算し、どちらで解くかが決まる。

ウェッジと7番のコロガシと、どちらが有利か、それは確率で計算できる。私は自分のウェッジショットの成功率と7番のコロガシの成功率を比べてみた。そして私はその時7番で転がした。それだけの話だ。100ヤードをドライヴァーで転がした経験のないゴルファーは素朴さを知らない。イマジネイションがない。練習場はそういうショットを試してみるためにあることを知らない。筆者

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