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私が現在使っているドライヴァーの頭には細い絆創膏が貼ってある。フェイスの向きに対して約20度ほど開いた向きになっている。普通にフェイスを目標にとればホックする。ホックフェイスのドライヴァーだから。

真っ直ぐ打つだけならスクエアフェイスのドライヴァーを探せば済むが、大した問題ではないので絆創膏でやってみたら問題なかった。アドレスではこのラインを目標に向けて打つ。

ウッドだけに起こるホックフェイス、スクエアフェイスというのは何かというと、フェイスの面がやや丸みを帯びていることを無視して平らだとしたときに、その面を大きく広げていった場合に地面との交差で線ができる。この線を含む垂直な平面の中にシャフト含まれる時、これをスクエアフェイスと呼ぶ。

ホックフェイスのウッドはこのときシャフトがその面よりも左側に傾いて付いている。実際にこの定義に従うスクエアフェイスのウッドはない。多少なりともシャフトは面の左側に出ている。それはボールを置く位置が左足よりもっと左になるゴルファーがいないからだ。

ホックフェイスのウッドを自然に構えるとどうしてもハンドファーストになってシャットフェイス気味になる。ニクラウスのウッドはかなりのホックフェイスだったが、それは彼が自分のアイアンスイングをウッドでも同じイメージでやろうとしたからだが、普通のゴルファーが打てばホックしやすい構造になっている。

私は真っ直ぐなボールを打つときに絆創膏の線でアドレスする。20度も開いているフェイスでストレイトボールを打つのは恥ずかしいが、ホックフェイスのクラブだということもあるし、そもそもライ角が60度もあるドライヴァーだからつま先上がりの土手から打つのに等しい。どうやってもホックするしかない。

前にも書いてあるが、普通のゴルファーはヘッドを閉じたり開いたりして簡単にホックやスライスを打てると思わない方がいい。ホックやスライスにはなるだろうが、それはボールがうまく打てた場合の話で、実際には打つ前の打ちそこないで苦しむ。ヘッドの挙動が変わるので芯に当たらなくなるからだ。

ホックフェイスのウッドを普通のスクエアフェイスとして使うためのセッティングはまず体の正面にクラブヘッドを置く。フェイスを目標に向けおへそのところで自分のグリップを作る。シャフトを左右に傾けてはいけない。これでグリップが出来たらいつも通りの恰好でアドレスし直す。ただしフェイスの向きを無理に目標へ合わせず、グリップの自然さを維持する。

そうすると普通はティーを左足の先に立てるし、幾らかハンドファーストにも構えるので、相乗効果でフェイスは相当開いている。その開き具合がホックフェイスを相殺する角度で、ゴルファーによってもクラブによっても違う。スクエアフェイスのドライヴァーを使っているゴルファーはほとんど普段と変わらないが、きついホックフェイスだと相当違ってくる。

私は面倒なので絆創膏を貼ったが、普通のゴルファーは体裁も大事なのでやめた方がいい。スクエアフェイスのドライヴァーを使えばいいと思うかも知れないが、インテンショナルにホックを打ちたいとき困る。先ほど書いたことだが、フェイスを開いたり閉じたりするとヘッドのトルクが変わる。

開いた場合はまだその変化が緩やかなので慣れれば困らないが、スクエアフェイスを左に向けてシャットに構えた場合、ヘッドの挙動は激しく変化し、フェイスの動きをイメージしにくい。だからややホックフェイスのドライヴァーを開いて使っている。これならドローを打つのは簡単だ。普通に打てばホックするから。 筆者

絵が描けないのでわかりにくいが、要するにシャフトが差し込まれているネックの右側からヘッド上部とフェイス面が交わってできるラインの先端まで一本の線を引けばいい。ネック部分はふくらみがあるので、この線はフェイスの向きよりもシャットに引かれているだろう。

この線をフェイスの向きと考えてアドレスする。何となくフェイスを開くよりも安心感が出る。

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