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私はこの十年間で2,3回しか練習場に行っていない。腰痛があるので行きたくても行けない。投手は中1週とか言うけれど、ワンラウンドしたら2週間以上経(た)たなければ腰が回復しない。ラウンドでフルショットする回数はせいぜい20回くらいだから、練習場に行けるはずもない。

ところが先日止むにやまれぬわけがあって、決心して練習場へ出かけた。調べたいことはたった3球でわかったが、まだボールは残っている。それで腰と相談しながら少し打っていた。そして練習場の恐ろしさに気付いた。

人生は一度しかないので、いろいろ試してみるわけには行かないこともある。自殺もそうだ。ちょっと試して研究するわけに行かない。研究する自分が取り戻せない。ゴルフが好きで練習が好きで、しかし練習場でボールを打たないとどうなるのか、それはゴルフ好きがちょっと試してみるわけにはいかない。10年練習しないのならゴルフはやめているだろう。

私は異常ではないが非常な人間なので、誰もやったことのない不思議な経験が出来る。練習場で気付いたのは、私が知らず知らずに力んで打っていたことだった。普段の素振りでは正確に打とうとしか考えない。しかもボールを打たないのだからどういう風に飛ぶのかは想像するしかない。

新しく考えたスイングはラウンドで試すしかないのだが、ほぼ想像通りに飛ぶ。しかし実際に練習場でボールを打つと、私でさえ無意識のうちに飛ばそうとする。ドライヴァー以外、ゴルフは飛ばす必要は全くない。常に決まった方向へ決まった距離だけ飛んでくれないとゴルフにならない。それを忘れた、この私が。

練習場へ行かないゴルファーは滅多にいない。相当上手なゴルファーはたまにしか行かないと思うが、アヴェレイジゴルファーは週に一度は行くだろう。しかし練習場で出来るのはどうもゴルフの練習ではない。あれはいい球を打つ練習で、それが常に必ず出るようになったとき初めてゴルフの練習をしたことになる。

それでは永遠にゴルフの練習にはならない、と思う。実際もしも私がラウンドの前日に練習場へ行ったら、やっぱりそのラウンドは恐ろしい結果になると改めて確信できた。練習場はそれほど恐ろしいところだ。どうしたらいいのか。

フルショットは絶対にしないと心に決めて練習場へ入ることが一番いいと思う。フルショットをすれば練習にはならない。フルショットをしたいときには、今日はゴルフの練習ではなく筋肉トレーニングに出かけるという風に考えて出かける。それならゴルフに悪影響は出ない、だろうが。 うーん、筆者

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