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先日久しぶりにゴルフをした。あるホールで4球続けてO.Bを打った。長いゴルフ人生で初めての事件だった。そもそも飛ばない私にO.Bは出にくい。私のドライヴァーにO.Bはほとんどない。今回の4連発もバッフィーだ。

数少ないO.Bのほとんどはフェアウェイウッドで、予想以上のナイスショットが左に曲がってO.Bになるケースが多い。つま先上がりの斜面から打つのだから当然だが当たりが良すぎると曲がりも大きくなる。

それもまた当然だが、自分がつま先上がりの斜面で打ちやすいスイングをしていることを認識していなかったのが原因だった。今回は左曲がりのロングホールだった。第二打を曲がり角まで打ってドローさせ、都合170程度打つ予定が角(かど)を曲がらずに突き抜けてO.Bになった。

このバッフィーは私にとってスイングの基準となるクラブで、万が一ドローしないで真っ直ぐに飛んでも大丈夫なクラブを使ったのに。それが普段以上の距離飛んだことが問題だった。半端な飛び方ではなかった。20ヤードは余分に飛んだはずだ。音が違っていた。いつもより甲高(かんだか)い金属音がした。

当然もう一度打った。結果は同じように角を突き抜けて林の中に消えた。パートナーがクラブを替えろと怒鳴っていた。しかしまた打った。そしてもう一度打った。ボールは全て真っ直ぐコーナーへ向かって飛び、そのまま直進して全て林の中に消えた。

その後、これ以上やると迷惑がかかると思ってアイアンで済ませた。結局ワンホールで14たたいた。ゴルフ場からの帰り道でも、帰宅した後もずっと考えていた。何が起きたのだろうか、と。

次の日の朝、私はバッフィーとスプーンを持って素振りをしていたが、シャフトのせいだろうかと思って二本のクラブを左右の手でつかんで地面に立てかけ、上から荷重をかけてみた。シャフトのしなりを見たかった。

その瞬間、バッフィーのシャフトがネックのところでポキッと折れた。そんなことでシャフトが折れたことは一度もない。ゴルフ場でなくてよかったと思ったが、次の瞬間、あの金属音のわけがわかった。シャフトはネックのところで折れる寸前だったのだ。

たぶんそのせいでヘッドのキックが大きくなり、ボールが曲がらず、しかも異常に飛んだ。飛距離はヘッドのキックに依っているからケプラーもレディースシャフトのジョン・デイリーも理にかなっている。

ヘッドを暴れさせる場合、うまく行けばかなりの飛距離を稼げるが失敗すれば曲がる、といつも言っているが、プロが硬いシャフトを使うのはそういう事情で、彼等は普通はケプラーだけで飛距離を稼ぐ。

それにしてもゴルフクラブのネック部分がヌンチャクのように紐(ひも)状のもので繋(つな)がれていると恐ろしく飛ぶようだ。私の場合方向に問題は出なかった、狙った方向へ真っ直ぐ飛んでいた。計算通りに曲がってくれなかったけれど。

計算機でシミュレイトすればきっと恐ろしい結果が出るだろうが、ルールはそういうクラブを排除しているだろうか。どうしても飛ばしたいゴルファーは柔らかなシャフト、それもネックのところがごく柔らかなシャフトを特注してみては如何だろうか。筆者

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