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0570 ウッドの8本組完成
処分するクラブがあるけれど、シャフト取りにいらないかと言われて何本かウッドを頂いたので、シャフトの上にシャフトを重ねて超硬シャフトを作る練習をしていた。だんだん手際が良くなって、十分硬いシャフトの制作と総重量の関係が把握できるようになった。
捨てられるところを頂くウッドにも中古ショップのウッドにも必ずあるのがキャラウェイのビッグヴァーサとオリマーである。今回もキャラウェイのドライヴァーとブラッシーが入っている。
私がデパートなどの店頭で新しいクラブを眺めていたのはずっと昔のことで、ウッドは実際木で出来ていたし、アイアンはホーゼル(ソケット)のないノーホーゼルスタイルが流行し始めた頃だった。
それ以降は記憶がなく、ビッグヴァーサもオリマーも中古屋で見たのが初めてだった。ビッグヴァーサはシャフトが硬めでトルクが小さく、非常にいいシャフトだ。ヘッドのデザインもきっと素晴らしいのだろうが、私のレヴェルではその良さはわからない。
それよりもオリマーのシャローな、如何にもボールが上がりやすい感じのするヘッドの方が使いやすい。実際今でもオリマーのヘッドを幾つか使っている。今回初めてブリジストンのウッドクラブを見たが、3番ウッド(16度)と4番ウッド(19度)のロフトがどう見ても、どこから見ても逆に見えた。
4番の方がロフトが立っているように見えるのだ。二つのヘッドを並べて横から見たり寝転がって水平に見通したり、いろいろやったがやはり4番の方が3番よりロフトが小さく見える。
やむを得ずレイザーを持ち出して反射を見ると、確かに3番の方がロフトは立っていた。不思議だった。アイアンと違ってウッドはフェイスに丸みがあったり、フェイスの一番上の部分の整形が微妙だったりするので、ロフトは見た目ではわからない。(ブリジストンープロ230チタン)
私が大事にしているバッフィーは古いオリマーで19度という表示だが、別のクラブで15度という表示のあるものよりロフトが小さい。これはレイザーで測ったから間違いない。ブリジストンの4番(つまりバッフィー)も19度という表示だが、レイザーを使うと反射ポイントは私のバッフィーよりかなり上に来た。3度は寝ている。
それでうまい具合に私のバッフィーの一つ上のウッドとして使えることがわかった。つまり5番ウッドになる。6番ウッドはロフトが21度で7番ウッドと表示されているクラブになった。7番は25度表示で7Fと書いてあるのを使う。8番は33度で9番ウッドという表示がある。
3番ウッドはレイザーで見たときに二本が同じ位置を示したビッグヴァーサの2番ウッドともう一本はメーカー名が消えてわからないが、とにかくレイザーポインターで同間隔に順番に並ぶように作って計8本のウッドセットは出来上がった。
230プロに付いていたシャフトも細く見える割に硬くていいシャフトだったが、念のため上にシャフトを被せて超硬にした。上に被せたのはツアーステージと書いてあるブリジストンのシャフトだが、元のシャフトは全く何も書かれていない。
焦げ茶色のシャフトで、本当にオリジナルか疑ったが、グリップには確かにブリジストンのロゴが付いている。シャフトに文字のないのは最近見たことがなかった。当然硬さ表示もないが、被せて二重にするととてつもなく硬くなるから、何でも構わない。
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8本セットの中でチタンのヘッドは5番ウッドとして使う一本だけで、あとは鉄になった。この5番はブリジストンの4番19度と表示があるクラブだが、シャフトを重ねたおかげで全体の重さは鉄のクラブに近くなっている。
長いことチタンヘッドのウッドが使えなくて困っていた。全重が軽すぎるからだ。ドライヴァーのように距離が重要なクラブは軽い方がいいこともあるが、それ以外のクラブは安定感の方が大事なので、重さは400グラム欲しい。
日本人の平均的体格で、限りなくステディなゴルフしか考えていないゴルファーとしての私が、ゴルフクラブは350グラム以下では使えないと思っている。400を越えると時々重いかなと思うことがある。
390グラムが最適の平均値で、体調によってその最適は360から420まで動く。一体クラブの最適重量はどの程度だろうか。子供は軽いのを使うが、大きくなればだんだん重いのを使うようになるだろう。
重い方が安定するし、同じ速度で振れるならば重いほど飛ぶ。練習さえすれば軽いクラブでうまくコントロールできるようになると言えば確かにそうだが、逆もまた真なりで、重いクラブを振っていればそれを振れるだけの体力も付く。
テニスラケットも同じで、現在、世界で活躍しているプロのラケットは400グラム以上あると思うが、アマチュアが買って使うラケットは320グラム程度であり、女性用は300グラムを切っている。
30年前までのラケットはアマチュアが使うものでも400グラムをやっと切る程度の重さがあった。私が40年前に使っていたラケットは430グラムで、それは当時最も重い部類のラケットだった。
考えてみると、当時はプロもアマも同じような重さのラケットを使っていたわけで、それがだんだんと軽いラケットを作る技術が進歩する段階で、アマチュアは軽い方を使うようになったが、プロはそうならなかった。
これはテニスがより格闘技に近くなってきて、相手のボールが速くなり、軽いラケットではどんなに素早く振ったにしてもボールのパワーにはじかれてコントロールを失うから、プロはある程度重いラケットを使わざるを得ないし、十分振れるだけのパワーがなければプロになれない。
アマチュアははじかれる以前にうまく打てる、と言うか、当てることが大事で、ボールに当てるには軽い方が取り回しが楽だから軽いのを使うようになっていった。295グラムのラケットが限界のようで、それより軽いのも作られたことはあるが、今ではもう作れらていない。
作られていないというのは実に興味深い話で、このウィルソン製ラケットは子供用のラケットほどの重さしかなく、大人の打つ強いボールを打ち返すと割れてしまう。生産技術的に強度の限界が来たのと同時に、実践的にも限界が来た。そこが興味深い。
というわけで、これからウッドの8本セットを一本ずつ380グラム前後まで追い込む作業が始まる。短いほど重くても構わないから、430グラムから370グラムの範囲に落ち着かせようと思っている。
ゴルフが出来ないのでずっとこんなことばかりやりながら、テニスの生徒でも、算数や英語の生徒でも見つかる日を待っている。仕事さえ出来ればゴルフも出来る。早くしないとアウトだ。もっとも、その前に寿命が来るかも知れないが。 筆者
2番ウッドはオリマーの13度表示のウッドで、ドライヴァーを別にするとこれが一番ロフトが小さかった。以上をまとめると次のようになる。
8番ウッド  33度
7番ウッド  25度
6番ウッド  21度(表示 7)
5番ウッド  19度(表示4番)(ブリジストンプロ230チタン)
4番ウッド  19度(オリマー)
3番ウッド      (ビッグヴァーサ ウォーバード 2番)と15度表示の無名ウッド
2番ウッド  13度(オリマー)
1番ウッド  無名ドライヴァー(容積450)
キャディバッグに入れられるクラブの本数はパターを除いて13本だ。ウェッジを3本とすれば残りは10本しかない。アイアンを3番から入れると7本になり、ウッド8本を入れれば15本になって5本もオーヴァーする。
超硬シャフトとはどういうシャフトかと言うと、普通のシャフトはたとえSでもXSでもシャフトの真ん中あたりを腕で押してみるとそれなりに曲がる。スイングすれば少しはしなるだろうと思える程度のしなりを持っている。
超硬シャフトも腕で押してみると確かに曲がるのは曲がるのだが、スイングした程度では全くしならないと思えるほどに硬い。30センチの竹の定規は真ん中を押せばしなるが、振り回してもしなるとは思えない。そのくらい硬い。
上に被せるシャフトはレディース用に限ります。男性用に比べて厚みがなく軽いので被せる量を最長にしても総重量は30グラム程度しか増えません。それでいて恐ろしく硬いシャフトになります。
シャフトのテーパーはまちまちなので差し込んだシャフトと元のシャフトがうまく密着するとは限りませんが、そういう場合はガタつきが接着剤でごまかせる程度まで短くするしかありません。
シャフトには先調子や胴調子という風に釣り竿と同じ区別があります。ヘッドに近いところの柔らかさが気になる場合はネック寄りに被せられる部分を、グリップ寄りを硬くしたい場合はそうなるように被せるシャフトを切ります。

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