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0585 ゴルフスイングの余り
長年クラブを振り回していると、スライスに悩むゴルファーが7割、ホックに悩む方が1割、そしてどちらにも曲がって悩むのが2割と、大体決まっていた。少子化と高齢化でそのバランスは微妙に変化している。
スライスというのは言わばスイングの不足である。逆にホックというのはスイングの余りである。最近よく見かけるのは、高齢者が飛距離を欲しがってホックするというパターンだ。
昔だって年を取って体が硬くなればホックに悩むのは自然な話だったが、どうも最近のとは質が違うような気がする。昔のゴルファーは無理に飛ばそうとはしなかった。年相応に振っていた。
今の60才以上のゴルファーがティーショットでホックするのはスイングの余りが原因である。つまりスイングが十分か、あるいは体力が十分か、とにかく十分なのに、飛ばそうとして柔らかいシャフトを使う。
レディース用の柔らかいシャフトがホックを生み出すかスライスを生むか、それはスイングに依っているから一概にどちらとは言えない。ゴルフの先生や研究者の言うことが逆になる場合、それは商売上の都合で相手を決めてかかるから、そういうことが起きる。
別にどちらが正しいというのではない。読者の傾向を分析し、数の多い方を相手にすれば、有名になれると思って勝負に出ているだけだ。実際ほとんどの場合、そういう先生方はどちらの理論も理解している。
柔らかいシャフトはあるレヴェル以上のパワーヒッターが使うとホックに悩む。しかしそれ以上でもそれ以下でも、スライスが出始める。最近見かける高齢者のゴルファーがドライヴァーでホックし、スコアを崩すのは、飛ばすためにとスイングに見合わないほど柔らかいシャフトのドライヴァーを使うからだ。
もっと体力が落ちて、あるいは技術が落ちてから使えば、シャフトの柔らかさに助けられて見事なティーショットを放つことが出来る、と思われるシャフトを使っている。普段から硬いシャフトを勧めている筆者ではあるけれど、ティーショットを曲げたら話が始まらない。
この際、ティーショットでホックが出るゴルファーは70才まではSRシャフトでゴルフをするのがお薦めです。世間的には年を取ったら柔らかいシャフト、ホックが出ても柔らかいシャフト、と言うのが定説ですが、それらは元々かなり上手な、80は打たなかったゴルファーの話です。 筆者

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