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素振りだけで何ヶ月も生きていると、しばしば妙なことに気付く。素振りだからボールはないが、スイングしたあとに視線は動く。まるで実際にボールを打ったかのように、前方の空を見ている。

もっと正確に調べたら、52メートル先の、10メートルくらいの高さにある電線を見ていた。そして方向はと言うと、マットの後方から望み込むと、クレンザーの痕から目標をに達する直線の上空が電線と交差する点から、約1メートル右側にずれたところの電線を見ていた。

ボールを打っている場合はたぶんボールを見るのだろうが、ボールがなくても視線はある決まった方向の空を見る。テニスのレッスンで、ボールがエンドラインを2メートルオーヴァーする生徒に、ボールを打った次の瞬間、ボールの行方に構わず、ネットの白帯を見ろというと、それから先ボールはコートの中に落ちる。オーヴァーしないのだ。

ボールがその方向へ飛んだから見るのか、見るからそこへ飛ぶのか、不思議に微妙な話で、私のレッスンは奇妙だし、科学的におかしいのだが、結果は悪くない。ボールを打ったからそこへ飛ぶのであり、打ったあとにその結果を変えられるはずはない。ところが、事実はそうでもない。

私のように玄関先で素振りをするにしろ、練習場で素振りをするにしろ、素振りをした直後にどの方向を見るか、確かめていただきたい。練習場では電線も木立もないだろうが、何か目印を見つけ、自分がスイングしたあとにどこを見ているか、確認する。

もしもそれが目標より右なら、逆の、左を見る練習をする。その程度は、仮に目標方向よりも右に何メートル、あるいは何度くらい右を見つめてしまうか確かめ、それと同じ量だけ、逆方向を見るようにする。

そうやってスイングのあとの視線を調整する。出来るようになったら、ボールを置いて打ってみる。そのとき何が起こるか、それは私にもわからないが、テニスのレッスンから推測すれば、何かが起こるだろう。

これは今のところ非科学的な方法だが、ドローヒッターにもスライサーにも、新しい発見があると思う。その先どうするか、それはここでは書けない。まずやってみていただきたい。筆者 

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