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0395 たとえばシャフトの剛性感の大切さ
硬いシャフトがいいというわけではない。しかし気に入った剛性感はゴルファー一人一人違うはずだ。あてがわれたクラブでゴルフをしていては気付かないだろうが、新しいアイアンを買うときは、今よりいいと感じるものを買う。何が良かったのか。
私の6番アイアンは非常に安定していて、全てのクラブの中で伝家の宝刀バッフィーの次に信頼できる。なぜだかわからなかったが、7番や6番は打ちやすいロフトだからだろうと思っていた。
ところがそうではなかった。この数週間、部屋へ6番アイアンと5番、4番を持ち込んで交互に握っていた。ワッグルしたり、アドレスしたりすればほとんどのことはわかるし、十分練習になる。実は5番アイアンを滅多に使わないので申し訳ないと思い、せめて家の中で握っていてあげようと思った。
すると、6番と5番の感じが違う。どうしても6番の方が構えやすいし打ちやすそうだ。ロフトのせいではない。シャフトは同じ三菱のカーボンで、硬い方だ。何が違うかとよく見ていると、シャフトの先、アイアンヘッドに差し込まれているところの太さが違った。
6番の方が太い。測ってみると10ミリあった。5番は9.5ミリだった。ワッグルすると6番のヘッドはレスポンスが鋭く、シャフトのたわみが全くない。私はそういうのが好きらしい。だから5番を握るとどうも安心感が出ない。
市販のクラブにはこういうことは起こらない。アイアンの番手にしたがってシャフトの長さを変えるにはシャフトのグリップ側、つまり太い方を切るからだ。私は先の方を切る。だからヘッドに差し込むとき加工が大変なのだが、少しでも硬いシャフトを、と思ってそうしている。
私はシャフトを切るのがもったいないので一番長い3番アイアンを定尺で作り、そこから少しずつ切っている。だから6番のネックと同じ太さを5番で実現するにはグリップエンド側を伸ばす加工が必要になる。
何がショットの安定感、安心感を生み出すのか、ゴルファーがそれを知っているとは限らない。私も6番が特別に安定していた理由、打ちやすい原因を知らなかった。バッフィーが超安定している理由もまだ知らないが、案外同じ理由かも知れない。
硬いシャフトが好きだから、気付かないくらい小さな量でも、より硬い方が打ちやすかった。打ちやすいからショットが安定していた。読者にもしも特別に使いやすいクラブが一本でもあるなら、調べてみることを勧める。
シャフトの硬さ、大きなフェイスと小さなフェイス、グースネックとリヴァースグース、大きなライ角と小さなライ角、全体の重さ、バランス。何か原因があるだろう。ただしロフトだけは動かせない。打ちやすいロフトに合わせたら、みんなウェッジになってしまうから。

私のアイアンは錆びだらけでボロボロだが、道具を大事にするというのは、タオルで磨くことではない。その道具をしゃぶり尽くすことだ。 私の場合は硬いシャフトが合っているが、ゴルファーのスイングリズム次第で、一番安心できる硬さはゴルファー一人一人にたぶんひとつしかない。
それを見つければ、ショットは劇的に安定する。シャフトの硬さに限らず、全ての要素を吟味し、ショットに安心感が出る最高のセッティングをすれば、あとはゴルファー自身のスイングの安定感の問題だから、気が楽になる。筆者

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