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バットは真っ直ぐである。バットがクランク状だったら大事(おおごと)だ。無論ゴルフクラブを原始的に作れば誰が作っても今の形になるだろう。スワンネックを考えるのはずっと後になってからだ。素振りをしながらふと思うことがある。シャフトの先に打点はない。

クランク状のバットで野球をするような事態が実際にゴルフでは起きている。ゴルファーはスイングするときにシャフトを振るのだが、シャフトの先で打つわけではない。それよりもちょっとだけ前で、上で、先で、打つ。そこにクラブフェイスがあるから。

こんな当たり前の話は馬鹿馬鹿しいと思うだろうが、ゴルフ最大のハザードがここにある。バンカーや池などのハザードはこれに比べたら実に些細なハザードに過ぎない。ラグビーボールはその形状故に地面に落ちると不規則に撥(は)ねる。しかし投げるためには便利だからその形状を変える必要はない。

クラブメーカーはスポーツ用具を売るためとは思えないほど多くの専門的な用語を使う。物理学者だけが使うような用語を沢山並べている。慣性モーメント、フリクション、プログレッション。意味の分かる人がどれだけいるだろうかと訝(いぶか)るほど専門的な用語が並ぶ。

ションベンしかわからないゴルファーが買うドライヴァーのために何でそんな専門用語がいるのか。これらは全て打点がシャフトの先にないから起こる冗談である。 筆者

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