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0565 真っ直ぐ打つのは4倍難しい?その2
プロは持ち球を持っていて、スライスかホックか決まっている。ババ・ワトソンは左利きのドスライサーなので相当右を向いて打っているが、右に向くと木が邪魔になったりするときは困る。ティーではマークギリギリ左へ寄って打ったりしている。
幸いなことに、アマチュアの場合、たとえば右利きのスライサーのボールはフェアウェイの右にとまることが多いから、次のショットで右方向へは打てなくてもスライスで左に打てばいいからとても便利だ。
ただ、グリーンの右へ打ちたくないときに困る。左に向かってスライスを打つにしても、加減は難しい。あまり曲がらないと左に外すし、曲がりが大きければハザードに捕まる。こういう場合にホックが打てれば、と、きっと思うだろう。
私は打とうと思えばホックは打てるがスライスが打てない。かといってスライスとホックを打ちわけるのは大変なことだと思うから、別の手を使う。ホックの量を出来るだけ小さく出来るような打ち方をする。
そもそもドローヒッターというのはゴルフ人生の末期症状であって、上半身のパワーに下半身のパワーが間に合わなくなって起きる。ゴルフがスライスから始まるのはごく自然現象で、そこには無限の未来が広がっている。
ドローが出始めたシングルはどうするかというと、それを持ち球にして生涯ゴルフを続ける。あるいは上半身を弱らせるか、下半身だけ鍛えればいいのだが、もう鍛えるだけ十分な余生は残っていないだろう。
打つ強さによってボールの行き先は変わる。強く打てば遠くへ飛ぶとは限らないが、方向は確実に変わる。右にしか飛ばない初心者はそのスライスの度合いが打つ強さで変わるし、ドローしか打てなくなったゴルファーも打つ強さでドローの量は変わる。
つまりスライサーもドローヒッターもある意味で極限値なので、妙な方法を使わない限り逆には打てないが、その度合いはコントロールできるわけだ。打つ強さを変えて一番真っ直ぐ飛ぶ力加減を見つけ、必要なときだけそれを使う。
そういう意味で右にも左に打ってしまうゴルファーは中間点にいるわけで、彼らは本人の意思に無関係に打ってしまうのを意識的に打ち分けられるように努力していくうち、結局ドローという極限に達する。
私はドローヒッターなので左側にハザードがあると打ちにくいが、かといって右へ打ってもそのドロー加減に失敗する。だから一番真っ直ぐに近いボールの出る力加減を使う。そしてその力加減で届くクラブを選択する。
普通に打った場合にちょうどいい距離が出るクラブは使えないが、ドローを打ってその曲がり具合を神に祈るよりましだ。
シャフトギリギリに長く持つことで右に出ないクラブを、短めにクラブを握って左へ出ないクラブを作り、つまりライ角を利用してそういうクラブを作るのだが、そういう方法と共に、今書いたとおり、持ち球の曲がり加減がスイングの力加減に比例することを利用する場合もある。
どちらの方法もショットに加減は入らない。心理的影響は入り込まない。スイングの力加減も加減とは言うが、一番曲がりが少ないスイングの位置として言わば極限として固定されているので加減ではなく、唯一無二のスイングを「再現」するに過ぎない。筆者

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