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夏の暑い時期は体もよく動くから打つスイングでもそれなりに打って楽しめるけれど、冬は体が硬い。そういうときはバックスイングで目一杯筋肉を伸ばしてトップオブスイングまで持っていき、あとはフッと息を抜くとアラ不思議、勝手にダウンスイングが始まってボールを打ってしまう。

これは弓型打法そのものだが、夏は筋肉も柔らかくなっているので、目一杯にバックスイングしようとすると、どこまででも回っていくようでわけがわからなくなるし、どうせ打っていくスイングだから助走距離は適当なところでとめておく方が安定する。私のように元々が弓型スイングのゴルファーでも、夏はちょっと打つ感じが出てくる。

弓型スイングのイメージがわからないならば、長袖のシャツを5枚6枚着て、その上にトレーナーを2枚無理矢理着て、体がポンポンの着ぐるみ状態を作る。こうなると体は柔軟性を失い、クラブを持ってもバックスイングはほとんど出来ない。その状態で目一杯バックスイングを取ってトップで踏ん張っていると、そのあまりのきつさに突然バネが戻るかの如く、ダウンスイングが始まってスイングが完了する。

弓型スイングは打っていくスイングよりも低速になると思うだろうが、それが案外スイングは速く、しゃかりきに打っていくスイングと大差ないことに気付き、なんか馬鹿馬鹿しくなるかも知れない。しかもスイングの軌道は正確で、打っていくスイングと違って打ち損じない。クラブが勝手に動いて、ダフリもトップもなく、ごくつまらないスイングだが結果は大変いい。

夏はともかく、寒い冬はそもそもボールも飛ばないし、体の動きも悪いので、弓型の方がきっと楽しいゴルフになるだろうと、お薦めします。弓型に慣れると打っていくタイプのスイングにもいい影響が出て、二つのスイングをブレンドしたようなスイングを見つけることもできます。冬こそお試しあれ。

チェ・キョンジュプロはスイングを変えてしまったが、以前のスイングを覚えている方はあれをマネると弓型スイングをしやすい。

彼はバックスイングを終えて一瞬とまったあと、さらにもう一段階肩を回す。わずかな回転だが、それがダウンスイングのきっかけになって、弓型スイングがスタートする。とてもわかりやすい方法だったので、彼がやめてしまったのは惜しかった。

おはじきをはじくときと同じで、親指に引っかけた人差し指が思い切り前に進もうとするのを親指がグッと押さえ込んでいる。

そして人差し指のパワーの蓄積がピークになったとき、人差し指はピッと飛び出す。なぜだろうか。親指を逃がすわけでなし、人差し指が親指のストッパーを破って飛び出すようにも思えるし、難しいところだ。

どちらにしても、親指のストッパーがなければ人差し指にあんなスピードは出せない。人差し指が自分の力だけで打っているのではないからこそ、あのスピードが出る。それが弓型打法だ。チェ・キョンジュプロのあのスイングを思い出せるならば、弓型をマネることは簡単なのだが、果たしてまだ映像を持っている人がいるだろうか。

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