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全てのクラブを同じイメージで振りたいという気持ちはまじめなゴルファーにとって普遍的な命題である。上手なプロがそういうポリシーでゴルフをしているのか、それはわからない。アイアンとウッドを別の方式で打つことが悪いわけではない。要するに何でもいいのだ。うまく打てれば何でもいい。それはそうなのだが、ゴルファーは考え込む。

新しく作ったアイアンを構えれば違和感がある。古い方が構えやすい。ライを調整しロフトを合わせ、しばらくすると慣れてきた。しかし9番アイアンと3番アイアンの構え方が定まらない。同じに構えると心に違和感がある。それなりに構えると思想的な違和感が出る。一体何だろうかと、しばらく考えていた。

ロングアイアンはロフトが小さいので左右への方向性が非常にクリチカルに見えてしまう。それだけ神経質になる。加えてどれくらいの速度でスイングをしなければボールが上がっていかないのか、何となくわかる。それで選択肢が生まれる。

一つは普通に打ってもボールが上がる構え方、であり、もう一つは他のアイアン全てと同じ構え方で、ただしこの場合はボールが上がるとは思えない。体が元気なら上がるだろうが、そうでないと左へ引っかかる。

どちらを選ぶのか、そこが思案のしどころである。気分的には全てのアイアンを同じにスイングするのがいい。この方法を採る場合にはたとえ3番アイアンがゴロになっても構わないという覚悟が大事だ。

ロングアイアンが上がらないと嘆くゴルファーは多いが、ロングアイアンは転がりを含めたトータルでの飛距離が出ればいいクラブで、上がる必要はない。同じ距離でボールを上げたければクリークを使えば済む。

以前使っていたスイングで3番アイアンを打つとボールは地上高5メートルくらいの高さをずっーと飛んで行った。飛距離は180だがキャリーは160程度だった。アゲインストの風が吹いているとか、ランが使えるとかいう場合にロングアイアンは都合がいい。

ボールが上がるかどうかを気にしなければロングアイアンはウェッジと同じスイングで間に合う。ボールを上げなければならないという誤解がロングアイアンを打ちにくくしている。私の3番アイアンは5番アイアンとほとんど同じキャリーしかない。

ロングアイアンはステルスのように低く飛んで曲がらず、ひたすらランを稼ぐ、という感じで使えば誰にでも普通に打てるクラブなのだ。それにしても不思議なのは、なぜロフトを見るだけでボールを上げるために必要なスイングの速さがわかるのだろう。

人の感覚は本当に繊細なのだとつくづく思う。だからこそボールを上げようとせずにパターのつもりで打てばロングアイアンのミスショットは出なくなる。そりゃ当然だ、何しろゴロを打つつもりで打つ限り、それは永久にミスショットではない。うーん、わかるかな。筆者

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