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洒落ではない。月一ゴルファーも週一ゴルファーも、軽く打てさえすればスコアは一気に7打程度減らせる。それはわかりきっているのだが、なかなか出来ないらしい。7打と言えば、102のはずが95になり、95のはずが88で回れるわけだ。

「5番アイアン150ヤード、いいじゃないか」というタイトルはかなり読まれている。150ヤード飛ばすクラブは沢山ある。アマチュアでも8番で打つゴルファーさえいるが、大抵は7番あたりを使うだろう。

しかし150ヤード飛ばせるクラブはドライヴァーを含めて7、8本あるわけで、そこに気付くことが大事だ。そういう7,8本のクラブが、私は150ヤード飛ばせます、と主張している。

ボールがアイアンマットの上に乗っているような素晴らしいライで、しかもスタンスは平坦、風もないというような状況では7番や6番でフルショットすればいいと思うだろうが、フルショットというのは難しいのだ。

プロがフルショットするのは距離感が大事だからで、打ち損じる可能性がゼロだからこそ成り立つ話である。ダフッたりトップしては距離感どころではなくなる。距離感を大事にする以前に、距離は大体でいいからとにかくナイスヒットする方が大事だ。

スコアが90以上のゴルファーにとって、飛距離はクラブに依(よ)るのではない。当たりに依っているのだ。5番と7番で飛距離が違うと信じているのは勘違いに過ぎない。統計を取ればそれが事実だとすぐわかる。

7番のジャストミートは5番の普通のショットより飛んでいる。しかも5番より7番の方が圧倒的に打ちやすいからジャストミートしやすい。それは確かだ。しかしどちらも普通のヒットだったら5番の方が飛ぶ。それも確かだ。

「普通」がいい、と子供の頃から「普通」に憧れていた。それは私が子供の頃からどこか「普通」でなかったからだが、そのおかげで、ゴルフのショットについて、私は「普通」の当たりを基準にすることができた。

7番のジャストミートより、5番の「普通」の当たりを選ぶ。普通だからそれはいつも大体決まっている。そこがいい。私は150ヤードを6番で打つのだが、フルショットのジャストミートだともっと飛ぶ。だから出来るだけ普通に打つ。

何の無理も迫力もないスイングから、つまらない飛び方のボールが、しかしキッチリと150先へ飛ぶ。これが普通のゴルファーの、普通のゴルフではないのか。


目の覚めるようなボールを打ちたい普通のゴルファーは、よろよろと飛んでいくボールを好まないが、7番で届くところを5番で打てば、フルショットには出来ない。ボールは当然よろよろするわけだ。

しかし何度も書いている通り、「7番で届く」という発想を、「ドライヴァーで止め(とめ)切れるか」という発想に切り替えれば、5番アイアンならば楽々ととめられることに気付く。それがどれだけ画期的な発想の転換になるのか、何度かやってみればわかる。 筆者

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