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バンカーショットでバンカーから出なかった場合、二度目のショットがピンに絡む。アプローチでざっくりやったその次のショットがO.Kパーのところまでベタピンに寄る。よくある話だが、これは偶然ではなく、実力でもなく、当たり前の結果だということに気付かないゴルファーが多い。
同じことを続けて二度やって失敗することがどれだけあるか、考えた方がいい。出来ると思えることをする場合、二度やって二度とも失敗するのは異常な事態だ。ゴルファーはこのことに気付かないらしい。出来ると思う、ということは確率で70パーセントくらい出来ると思えることだろうから、二度やればほとんど確実に出来るのは当たり前なのだ。
ゴルファーはこの事実に気付かないで馬鹿馬鹿しいショットを試みる。ウェッジでピンに絡ませようとして打つと失敗し、もう一度同じ所から打つとベタピンに寄る。ゴルファーは次回こそはと思うが、結果は常に同じ確率でしか起こらない。
この場合ウェッジを使わずにドライヴァーで転がせばホールまでの距離の少なくとも半分までは進む。もう一度やればピンの近くまで転がる。どちらも二打で行き着く所は同じになるが、一方は危険度ゼロを二回、他方は二度の危険を冒すショットになる。
ゴルファーは同じショットを続けて二回やればナイスショットが出るのは当たり前だという事実に気付かねばならない。練習場で何度でも同じショットを練習できることが、この手の勘違い、誤解を与えている。それは練習場を使う日本のゴルファーに特有の悲劇だ。
私がそう言うと決まって反論が二つ出る。「バンカー越えでは仕方ない」と「練習だから」。ドライヴァーやスプーンでバンカーを避けて15ヤード横にコロガし、ピンに向かって再び15ヤード転がせばバンカーはない。しかも同じショットを二回続けるから距離感がわかってくるので、二打目は楽だ。
出来れば初めから同じ距離転がせばいいように、つまり横に転がす距離とピンまでの距離が同じになるようにプランを立てればもっといい。私のようなコロガシの玄人はそうしている。こうなると二つの直線の和を最短にしたくなり、ただ横に転がすと言ってもなかなか気合いが入ってくる。そこがコロガシというプランのおもしろいところだ。
ゴルフ場に行ったら100パーセント出来るショットだけ使う。100パーセント出来るショットがないときにだけ、70パーセントのショットをする。スプーンで10ヤードほど転がすのに練習はいらない。しかし30ヤードをサンドウェッジで打ち上げるのには練習が必要だ。ところがアイアンマットでは練習できない。
バンカーショットも生きた芝生から打つ30ヤードのアプローチショットも天候やライの状態によってどう打てばいいかは千差万別である。練習場で一番効果的なのはティーの前にボールを寄り添わせて置くことだろう。これを打つのは難しい。まずティーから先に打たなければその先のボールを飛ばせない。
自動式の練習場では出来ない練習だが、ウェッジのアプローチショットの難しさはそれとちょうど同じくらいだから、とてもいい練習になる。バンカーショットだけならば高くティーアップしたボールを打っていれば練習になる。十分練習してからゴルフ場で使うべきだ。それまでは、コロガシ。 筆者

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