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首の向きを考えている。私はジャック・ニクラウス流なので、アドレスでグッと首を右へ向ける癖がある。この時首の軸がブレるというか、倒れるような気がしていた。

フォーワドプレスは握り部分を左へ動かして腕を張る。スイング始動のきっかけでありまた体重移動の始まりでもある。そのとき首が反対に右に回るのは自然現象で、誰でも少しは動く。これを首のバックワードプレスと言う。

この時軸の向きが変わればスイングプレーンの向きが変わるのと同じことになってまずい。赤道儀の要領で、北極星に合わせておけば望遠鏡が星の動きに同期するように、スイングの軸もまたある一点を指し続けて欲しい。

とんがり帽子を被ってバックスイングしたときに、帽子の先が指している方向にブレが出ているかどうか、それは誰かに見ていて貰わないとわからない。人の手を借りないで調べるには道具を作る。

最近変わった眼鏡が開発されて、眼鏡を掛けるとそれがたとえばコンピュータのモニターになる。眼鏡自体がモニターなのだ。万華鏡を覗くような感じだろうか。この眼鏡は半分透過性で、まわりの景色も見えるし、画面も見える。

頭に傾斜センサー付きの帽子を被り、眼鏡を掛けてアドレスすると、眼鏡の画面に一本の棒が出ていて、顔を右に傾ければ棒も傾き、前に傾けると前に傾く。わきに正確な数値も出る。これを使えば一人で首のブレを調べられる。これをバックワードプレス計と呼ぶ。

人が真っ直ぐに立って真っ直ぐに前を向いている、と思っていても、肩が水平でなかったり首をやや傾(かし)げていたりする。これは普通には気付かない。

直立していてさえそうなのだから、ゴルフのように前傾するといよいよわからなくなる。軸が平行に動くのは元に戻せればいいのだが、軸が摺動(しゅうどう)するのはまずい。

首振り3年、目線10年は、その数字は不確かだが、舞踊の世界では常識である。世界中のどんな踊りでも、最後は目線の置き方だが、その前に正しい首振りをマスターしなければならない、と母がよく言っていた。

とんがり帽子はゴルファーの必需品である。バックワードプレス計が作られるまで、とんがり帽子とそれを見ていてくれる友人がなければ首振りの実体はわからないままだ。 筆者

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