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身長が160センチに満たない女性用のサイドヴュー型パターを作ってチューニングした。ミズノ9122フェアショットと書いてあるパターは長さが33.5インチで、明らかに女性用のパターだ。

このパターのライ角をサイドヴュー型にチューニングすると53度になった。私自身が持っている同じサイドヴュー型パターのライ角はちょうど60度で、シャフトは1インチ程度長い。

パターの基本はボールの真上に利き目が来るように構えることだと、誰が言い出したか知らないが、一見正しそうだがよく考えると怪しい理論がある。5円玉にひもを通し、下げ振りという大工道具を作る。5円玉がボールまで届くようにひもの長さを決め、一端をセロテープで右目の脇に貼り付ける。

こうしてボールの真上に目が来るようなアドレスを学ぶ。サイドヴュー型はこの理論を全く無視し、ボールとカップを結ぶ線分を斜め横から眺めながらボールを打つ。全体を立体的に見ることが出来るのでパットの力加減がわかりやすいしグリーンの傾斜もよく見える。

練習量の豊富な上手なゴルファーに向くとは言わないが、トータルで200ラウンドはゆうに超えているほどゴルフをしてきたのに、まだ120前後をうろうろしているおばちゃんゴルファーにとって、マシンのような正確さで整然と打つパットは窮屈なばかりで効果がない。

それよりは人間自然の感覚で、ボールをカップめがけて転がす方がいい。目をボールの真上にセットするのは不自然な話で、自然の心を持っている子供にパターを持たせた場合、テレヴィでゴルフ中継を見ていない子供なら、万に一人もそういう構えはしないと思われる。

やはりサイドヴューで感覚的に方向と距離を測るだろう。真上から見る構えはパットのストロークを厳密にしたいからで、なるほど距離感と方向をあらかじめ正確に読み込んでいる場合、打つという動作だけを考えれば理にかなっている。

ところがそこまで距離感と方向感に習熟するゴルファーはほとんどいないわけで、結局は正しいストロークをする以前に、正しい方向感や距離感がなくなる方がケガが大きくなる。

誤差のない思い通りのストロークをするには真上から見て構える方がいいというのは正しいと思うが、練習量があればどんな打ち方でも正確に打てるようになる。つまり練習量を何に使うか、どの程度の量練習するか、そういう制限の中で考えなければ意味がない。

正確に打てても元々読んだ距離感がダメなら入らない。傾斜などによる方向の読みが外れていたらきっちり打てても入らない。どこへ打つかが決まったその先に、それではそこへ間違いなく打ち出すにはどういう打ち方が一番簡単で便利なのかという話になる。

練習量や経験量の制限があるのだから、思った通りに打ち出すのは練習しないとちょっと難しいけれど、方向や距離感が簡単に出せる構え方と、逆に、簡単に正確な打ち出しは出来るが、方向感や距離感が出にくい構え方と、さあ、あなたならどうする? 筆者

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