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0582 右腕で引いて左腕で打つ
これはセオリーでも何でもない。スイングは自由だ。人によって一番いい方法は違うし、同じ人でさえ、時期によっては一番いい方法が変わる、と言うか、変化するものだ。そしてまた戻る。その繰り返しがゴルフだ。
私のグリップは左がストロング、右がスライスグリップだが、去年の初夏から体調が悪く、墓参りにも行けないほど首が回らなくなったので、当然ゴルフどころではなかった。さらにこの冬はとても寒かったから、さすがの私も玄関へ出て素振りをしなかった。
最近になってちょっと素振りを始めたら、どうも調子がおかしい。クレンザーがフェイスの先に付く。隠れシャンカーには信じられないことだが、スイングが以前と違うことの証明である。
しばらく素振りをしながら考えた。熊手型スイングのイメージがぼんやりしている。うまく振れない。そこで右手のグリップを右に回してややホック寄りに動かしてみた。ホックグリップというのは本質的に右腕がスイングを主導するグリップなので、バックスイングで右腕がクラブを引いていく感じになる。
そうすると、モヤモヤしてハッキリしなくなった熊手型スイングのイメージがよみがえったような気がした。つまり、しばらくスイングから遠ざかっていたために左手首や弱っているのだ。

クラブの重さを右腕が支えて引いてくれると、左の手首は弱い力でも熊手型のバックスイングを維持できる。私は左腕で打つゴルファーなので、右手の助けを借りてクラブをトップまで持って行ったあとは、いつも通り右手は使わないでダウンスイングに入る。
左手首の力が元に戻るまで、左腕一本でバックスイングが出来るようになるまで、しばらくの間右腕で引いてみようかと思っている。このように、クラブを右腕で引くか左腕で引くか、あるいは両腕均等の力で引くか、というような視点には意味がある。価値がある。
どれがいい悪いではない。スイングを微調整したり、新しいスイングを作ろうと思うときに使える方法論の中の一つとして、右で引く、左で引く、右で打つ、左で打つ、という試みはスイングの発見につながる。
結局は両腕で打つのだが、右と左の腕のパワーバランスが全く均等というゴルファーはいない。バックスイングとダウンスイングでも違ってくる。そのバランスは無段階変速機のように、微妙な比率を演出するだろう。
より安心感が出るスイングを作り上げるために、是非素振りでいろいろなバランス、左右の腕にかける力のバランスをハッキリと変えてみて、こうするとこうなる、ああするとああなる、フーン、そうか、と遊んでみて頂きたい。
そこから見えるて来るものがあるかも知れない。気付かないかも知れないが、そういう試みは自分のゴルフスイングの進化のために、たとえばバックスイングのときのクラブの上げ方向だとか、インパクトの位置だとか、手首の返し方だとか、そういうチェックポイントよりもはるかに本質的なポイントである。 筆者

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