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入射角はどちらから測るか知らないが、ここでは一応法線側から測るとする。ライ角やロフトでもその角度がどこからの角度かわかりにくいが、ライ角は地面からシャフトまでの傾きをライ角と言う。

だからライ角が立っているというのはライ角が大きいことを意味する。ところがロフトはその反対で、簡単に言えば地面に垂直の方から測る。だからロングアイアンのロフトは18度とか22度で、ウェッジは53度だとか58度ということになる。

つまりフェイスが寝ていてボールが高く上がる方がロフトの大きなクラブになる。なぜライ角とロフトが逆からの測り方になっているか知らないが、学問の分野では法線と言ってゴルフで言えば地面から垂直に立っている線を基準にする。ロフトは学術的なのだ。

それに対してライ角はゴルファーがクラブを構えた格好から見て取れる角度なので、学術的なのを捨てて庶民的になっているのだと、そう思えばいい。これからの話に使う「入射角」は学問的な方、つまり地面に垂直な線の方から測った角度を使います。

ドライヴァーショットが高く上がると落ちてからランが少ない。入射角が「小さい」からだ。セカンドが残り180ヤードあるとき、バッフィーでも3番アイアンでも届く。普通は打ちやすくて失敗のないバッフィーを使うが、ロングアイアンを使うこともある。

グリーン手前に障害物がなく、グリーンの花道が軽い登りのスロープになっている場合、アイアンを使うことがある。ウッドで打つ場合、問題が二つある。ひとつはグリーンに直接乗って止(と)まるかという問題、もう一つはグリーン手前に落ちるとライが悪くなる、という問題。

ボールは上から落ちると、つまり入射角が「小さい」と結構トラブルになる。特にグリーンまわりに上から落とすととても打ちにくいライになることが少なくない。反対に全く同じところに止まっているボールでも、転がってきてとまったボールは礼儀正しい。アメリカのネットワークでは上品という言葉を使っているくらいだ。

気がつかないゴルファーが多いと思うが、コロガシ屋の私はグリーンに乗らないボールが多くて、いつもグリーンエッジからコロガシなのでよく知っている。セカンドを遠くから打ったときはグリーンを外してもあとが楽だ。コロガってとまったボールは次のショットが打ちやすいようにとまっている。

しかし120ヤード以内から高く打ち上げたボールがグリーンを外すと、ボールは非常に打ちにくいライを形成する。ティーアップしたボールをちょこんと1メートル転がすのと、ゴキブリホイホイの上に乗って粘着剤で地面に張り付いているボールを打つのとくらいの差がある。

ミスショットが出る確率、あるいはそのままカップインする確率は段違いだ。ゴルファーは気付いていないだけで、実際それでかなりの打数がスコアに加算されている。だから転がせるときはロングアイアンを使う。

ウッドの方が断然打ちやすいのはわかっているのだが、グリーンに直接落とす場合、フォローの風では届くのはいいがとまらないし、グリーンの奥行きが小さい場合もやはり使いにくい。

逆風では低い弾道のロングアイアン、というのはプロの話で、私のレヴェルでは逆風の方がウッドを使いやすい。ただし180をスプーンやドライヴァーで打つ自信があればの話だが。

というわけで、私はグリーンの形状や花道の様子、それに風などを考慮して10回に3回はロングアイアンを使う。ドライヴァーを軽く使ってコロガしてもいいんだ。ゴルフの戦略として、打ったボールの「入射角」を考えることはとても大切です。 筆者

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