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シャンクはボールを打っていくとき、つまりダウンスイングで何か普段と違うことするから起こるのだと思うのは人情だが、スイングの行き来に関して言えば、シャンクはバックスイングで起こる方が比率が高い。

つまりバックスイングの初期動作ですでにボール一個分くらい、実際のラインより向こう側からスタートしている。これはよく見ていないと気付かないのだが、ボールを壁に添わせて置いて、そこへアドレスするとすぐわかる。

バックスイングを始めた瞬間に、ヘッドが壁に当たる。ただしこれはアウトサイドにクラブを上げていくこととは本質的な違いがあって、アウトに上げる場合はわざとだからそれと気付いている。だからダウンスイングではその分を戻す。

実際コースで突然出たシャンクを次のショットで出さない方法として、意識的にアウトサイドインに打つことがある。無意識にアウトに上げる分と意識的に上げる分が混ざり合って、返ってくる時は意識的に手前に引くからシャンクしない。

バックスイングを始めた瞬間、ヘッドの軌道がクランク状になる。右へ引いていくはずが、一瞬向こうへ動いてから引き始める。これに気付かないのでそのままきれいに戻してくるとシャンクになる。

つまり引くときに脱線し、打つときにさらにもう一段階脱線する。やってみるとおもしろい。まずゆっくりとスローモーションで素振りをしてインパクトまで来ると、シャンクになっている。そのままの位置を新しいアドレスとして再びスイングするとまた前に出る。

不思議なのだ。こうやって5回くらい続けられるが、ボールの位置はもう遙か先になっていて、構えるのさえ大変になる。それなのにまたスイングして戻ってくると、体が前に落ちそうなくらいになっているのに、それでもボールの位置のシャンク分前を通ろうとする。笑える話なのだ。

私はこれを40年経験し続けていて、この手のシャンクのメカニズムに名前を付けている。スウィッチバック方式。 

これを避けるには普段からバックスイングの初めにヘッドがすっと真っ直ぐ右に引けているかどうか気にしていることだ。あるいはバックスイングでわざと手前側に脱線するようなバックスイングをやってみる。

(インサイドに引くのとは違うことに気を付けて、クランク状に引く)

なぜかというと、シャンクしがちなゴルファーは、クラブヘッドを後ろへ引くときにスイングプレーンを外れて一枚上にあるプレーンに乗ってしまう癖があるからだ。それと気付かないのはなぜか、それがわからないからおもしろいのだ。

もう一つの手は、意識的に左足のかかとを地面に貼り付けたままスイングすることだ。これはスウィッチバック方式のシャンクだけでなく、ほとんどあらゆるタイプのシャンクに効果があるし、その理屈もわかりやすいものだ。筆者

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