« 0366 熊手型の系譜 | トップページ | 0368 グリップエンドのストッパー »

0367 ヨーヨー打法の練習方法について
「スイングスピードとヘッドスピード」に書いた通り、あるいは昔ケプラーの法則を書いたように、同じ体力と体格を基準にした場合、飛ばす技術はほんの数種類しかない。基本的には横にスウェイするか、縦にスウェイするかしかない。
横にスウェイする方法については誰でも理屈が見えるが、縦の方は、つまりケプラーの方は外から見てもなかなか見えない。自分のスイングを探すのに疲れて、ヨーヨー打法で遊んでいた。
ヨーヨー打法は慣れるまでに時間がかかるから将来の長い子供以外に勧められないが、練習方法は案外簡単だ。糸巻きヨーヨーと同じタイミングでスイングすればいい。ヨーヨーが下手なら、買ってきて遊ぶ。
一ヶ月か半年か、個人差はあるが、ヨーヨーを自在に操れるようになったら、そのタイミングでゴルフスイングをする。ヨーヨーをすごいスピードで手元に戻すために何をしたか。そのタイミングがそのままスイングのタイミングになる。
ヨーヨーが手元に戻ったとき、手の平が真っ赤になるほどの勢いが出せるかどうか、それが大事だ。
クラブをヨーヨーと思って、クラブを振る。ヨーヨーと同じことをする。実際には糸巻きヨーヨーは糸だから動きはパッシヴにならざるを得ない。硬いシャフトではもっと別の力も使えるのだが、それは先の話だ。
ヨーヨーの感じでクラブを振る。何でもそうだが、初めは慣れないから、とてつもないパワーを使っていてすぐに疲れるが、慣れというのはすごい。そろばんを習って熟練すると手が早くなり、何時かそろばんさえいらなくなるのと似ている。
そこまで行けば、軽く振っているように見えてものすごく飛ぶようになる。ケプラーさんが生きてくるわけだ。ヨーヨー打法を試してみるなら、スイングするときにクラブをヨーヨーだと思って振ってみる。
そのスイングを誰かが見れば、力一杯のスイングには見えない。そこがおもしろい。力一杯に見えるスイングにはボールを力一杯に打っている、その感じがなければならないが、ヨーヨーをすごい速度で手元に戻すための努力は、外から見て力一杯のスイングには見えない。
15歳以上のゴルファーにお薦めはしないが、素振りや練習場で遊んでみるだけの価値はある。読者の中に飛距離を伸ばしたいと思う人がいるなら、是非とも糸巻きヨーヨーを買って遊んでもらいたい。
ヨーヨーで遊ぶうちに、何かが見えてくるだろう。そこですかさずアイアンを握ってヨーヨーのように振ってみる。クラブフェイスのセンターでボールを捕らえられるはずはないが、たまたま当たれば、力を入れていない割に恐ろしく飛ぶのに気付く。
くれぐれも、これは遊びである。ヨーヨー打法でゴルフをするにはかなりの慣れを必要とする。当たるまでが一苦労だ。 筆者

« 0366 熊手型の系譜 | トップページ | 0368 グリップエンドのストッパー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 0366 熊手型の系譜 | トップページ | 0368 グリップエンドのストッパー »