« 0360 横振りゴルファーへの助言 | トップページ | 0362   5番アイアン150ヤード、いいじゃないか »

0361 距離と方向(ロフトとライ角)
こんな単純明快な話なのに、ゴルファーは話を恐ろしくややこしくしてきた。距離はロフトが決めるというのは、どこまで本当かは別にしても物理的な基本に違いないし、実際にもある程度その通りになる。
そして方向はライ角が決めるとうのもまた原始的な事実だ。しかし売っているものを買う限り、ライ角は自由にならない。だからゴルファーの方がスイングで調整する。それはとても難しいことなので、慣れるのに苦労している間に素朴な事実を忘れてしまう。
ライ角は方向を決める。それはロフトが距離を決めるのと同じ、当たり前すぎるほど当たり前の事実である。私はライ角の話を沢山してきたが、それは正しいライ角のクラブを作らないメーカーとの戦いである。
しかしそういう下世話で低次元な話の手前に、ライ角がボールの方向を決めるという事実がある。誰もがロフトの違いで飛距離を合わせている。同様に、ライ角で方向が決まる。読者にはそれが伝わらなかったようで、同じ話ではあるが、私は入り口を間違えたと反省している。
私がアイアンを短く持つとき、飛距離の減少は運まかせで、本当に飛距離が減るかどうかはわからない。しかし確実に信じているのはボールが普通よりも右に出るという事実である。これは間違いのない現象で、それを目的に短く持つことが多い。
7番か6番かと考えるのは距離を考えるからだが、それよりむしろ左に引っかけたくないときは一番手大きなクラブを短く持って打つ。確実に左へは出ない。あるいはやや左ならちょうどいいというようなときにクラブをギリギリ長く持って打つ。
ゴルファーはスライスから始まる。だからスライスというトラウマがある。それを回避するのはライ角の立っているクラブだ。しかしそのレヴェルを越えると、ライ角本来の性質を考えるようになる。
背の低い女子プロがどんなドライヴァーを使っているか見たことはないが、市販のクラブを使っているとすればかなりフェイスを開いて打つしかないだろう。その分ロフトの小さなクラブを選ぶだろう。あるいは適切なライ角のクラブを特注して使っているかも知れない。
新しいクラブセットを模索している最中で、簡単にロフトを測れる器具を作ろうと腐心しながら、ふとライ角とロフトの原理を思い出した。原理通りにならない理由の方が多すぎて、そればかり説明していたら、原理を忘れていた。筆者

« 0360 横振りゴルファーへの助言 | トップページ | 0362   5番アイアン150ヤード、いいじゃないか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 0360 横振りゴルファーへの助言 | トップページ | 0362   5番アイアン150ヤード、いいじゃないか »