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0576 グリーン上にとまっているボール2(ボールはなぜとまっているのか)
グリーン上で、ボールはなぜとまっているのかと思ったことはないだろうか。ガラス板の上にゴルフボールを置いたときにも思うことだが、かなり厳密に水平でなければボールはとまっていない。
ただし、ゴルフボールにはディンプルというくぼみがあるから、そのお陰で大抵は何とかとめていられる。と言うことは、グリーン上にとまっているゴルフボールは少々傾斜があってもとまっているくらいだから、何かの力でそこに留め置かれているわけだ。
パッティングするということは、何より前に、その接着剤からボールを解放することである。ボールをとめている力は決して均質ではないだろうから、かすかな力で触った場合、どちらに動き出すか誰にもわからない。
パットでは、ボールを打ちだしたときにボールが飛び上がってはいけないというセオリーがあって、それはショートの元になると言われている。この頃私が大きなロフトのパターを作ってテストしていると、どうもその話が気になって仕方がない。
しかしながら、ボールが均質な力でその場所にとめられているのでないのは明らかだから、いきなりコロガシ始めれば、ボールが打ち出し方向へ素直に出ていく可能性は小さい。特に短い下りのパットなど、触る程度で打たなければならないときはたった一本の芝の向きがボールの行方を変えるだろう。
ボールをグリーンからそっと持ち上げ、芝の影響がない状態から打つならば、そういう心配はなくなる。と言うことは、パターにプラスのロフトが付いているのは理にかなっている。打ちだした瞬間、ボールはかすかに空中に飛び上がるから、芝生の接着剤の具合によってボールの出る方向が狂うことは少ない。
自分のパットはわからないが、人徒(ひと)の打つ短いパットが外れるのを見ていると、打った瞬間にボールが走る方向は間違っているのだが、パターフェイスの方向に問題はなかったように感じることがある。あれっと言う感じでボールがあらぬ方向へ出たのだ。
というわけで、ロフトの大きなパターの試験はまだまだ続く。飛ばしと転がりの比率は普通のコロガシとは違って非常に大きく、2センチ飛ばすと4メートルも転がる感じがする。つまり1:200という、とてつもない世界なのだが、それでもパットの距離感が全くない私にすれば、進化だ。 筆者

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