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地震予知とシャンク予知は永久に実用域に達することはない。次の一打がシャンクするかどうかわかるシステムの開発には膨大な研究費を必要とするが、ゴルファーとしてはシャンクというミスショットで困らなくなればいいのだから、もっと安上がりな対処法を開発するだろう。

何時どこで地震が起こるかわかるシステムを開発するにはとてつもない費用がかかる。それよりも、地震が起こっても困らないような体制を整える方が安上がりだ。

地震だけの被害と津波による被害の規模の差は桁違いで、それは昔からわかっていた。それなのに何で日本は高床式住居をやめたのか、私には理解できない。3000年間進化させ続けた高床式ならよかったのに。

地震に耐える道路と、津波に耐える家があれば、地震予知は数ヶ月レヴェルでも十分効果的だし、あとは人間の知的好奇心だけでおいおい進めればいい。お金がかかることだから、使い方が大事だ。

シャンクしたときと普段と、スイングがどう変わっているか、それはゴルファーそれぞれ違う。シャンクに原因はない。どうなったからシャンクした、というのは原因になれない。なぜそのときそうなったのかがわかれば、それを原因と言うのだが、なぜそのとき突然普段と違うスイングをしたのか、原因はまだ誰も知らない。

シャンクしにくいスイングはあるが、それでもシャンクは出る。たとえばシャンクはバックスイングから始まっていることが多い。そういう場合、ダウンスイングを調整しても意味がない。

たとえばバックスイングでは左肩が首筋を軸に回っていくが、回ると言うより前に落ちる場合があって、気付かないうちに軸が引っ張られる。それで正しいダウンスイングにも関わらず見事にシャンクする。

バックスイングで左の膝は右に動くが、そのとき右ではなく前に動かすゴルファーがいる。この場合も体は前に落ちる。普段は元に戻せるのに、戻らないでそれを土台にしてスイングするとシャンクする。

右腕でたたくタイプのゴルファーにシャンクは少ない。左腕で打つゴルファーは右腕にゆとりと言うか遊びがある。そのために両腕の作る三角形という頑丈な構造が曖昧で、時として左腕がフリーランすると、長さの概念が消えてシャンクする。

慎重に打とうとするとスイングに普段の躍動感がなくなり、クラブヘッドは普段と違う軌跡を描く。それが大抵シャンク側にぶれる。伸び上がりが減るからだと考えられる。

左足を引いてオープンスタンスにするとシャンクしにくいが、それでもシャンクしたとき、初めて自分のスイングが普段と違うことに気づく。体が前に倒れている様子がハッキリわかる。ただし、普段からオープンで打つようにしたらシャンクしても普段との違いはわからなくなった。

こういう話は枚挙にいとまがない。幾ら書いてもそれ自体にはあまり意味がない。「シャンク、この摩訶不思議なミスショット」のタイトルは40以上あっただろう。それよりも自分のスイングではどういう変化が起きてシャンクしたのか、それを見極めることが先決だ。

それを調べるのは難しくないが、自分で考えないといけない。他人の意見は大抵常識的で、大抵間違っている。シャンクする理由はゴルファーによって千差万別だという事実をお忘れなく。

問題はそのあとだ。なぜその変化が「その」時出たかを調べることはほとんど不可能なので、時間の無駄になりやすい。それよりその変化が出にくいスイングを探すか、あるいはマイク・ウィアーのようにアドレスの時に一度バックスイングをして、それが戻ってきた場所に間違いがないかどうか、スイングするたびに確かめる。

この方法はスイングの種類によっては案外役に立つ。バックスイングしたクラブを戻してくると、ボールより前、つまりシャンクになるはずのところへ戻ってくることがある。滅多にないことだが、試しに気にせずスイングするとやはりシャンクする。

クラブが正しく戻るように何らかの工夫をしてから打てばシャンクしない。次の一打ではもう普通になっていることが多い。

    
シャンクというミスにはパターを持ったつもりがウェッジを持っていた、というような不思議さがある。自分が信じられなくなって悩む。しかしだからといって私のようにあまり深く考える必要はない。

人生はそんなに長くはない。シャンク研究に一生を捧げてしまってゴルフの練習が出来なければ意味がないだろう。要するにパットする前にウェッジだと気付けば問題は起きないわけだ。 筆者

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