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0394 藤田プロとラリー・ネルソンのスイング
「熊手型の進化」で伊沢プロの名前が出たら、藤田プロのスイングを思い出した。私は日本の試合を見ないけれど、藤田プロがアメリカの試合に出たとき、ドライヴァーとフェアウェイウッドのスイングを見た。
熊手型は左手首の制止トルクに成否がかかっている。しなやかに動かすための筋肉と、グッとこらえて動かさない筋肉と、筋肉は同じだが使い方が違う。たとえばつま先立ちをしてそのままでいられる時間の長い人ほど、垂直飛びをして高く飛べるとは限らない。
伊沢プロは左の手首を壊した、と私は思っている。慢性的に壊れたと思っている。左手首への負担を逃がすか、あるいは特別に鍛えるかしないと、プロのように沢山スイングする場合には熊手型を続けるのはむずかしい。
伊沢プロが飛距離をセーヴしていれば今でもトップ争いをしていただろうと思っている。藤田プロがなぜスイングの途中で一旦停止するのか、私はそれを知らないし、本人が何と言っているのかも知らないが、熊手型のスイングによって左の手首にかかる強烈な力を逃がす方法としては、悪くない。
私の大好きなスイングの中にはレイモンド・フロイドやラリー・ネルソン、ブルース・クランプトンなどのスイングがあるが、藤田プロのスイングに最も参考になるのがラリー・ネルソンのスイングである。
ラリーのスイングもちょっと不思議なスイングに見えるが、明らかに左手首に掛かる力を逃がしている。その逃がし方は藤田プロの方法よりも巧妙で、もし私の見方に間違いがなければ、藤田プロが見ればかなり参考になるだろう。
ただラリー・ネルソンのスイングを今見ることはむずかしい。シニアツアーのヴィデオは残っていると思うが、出来ればレギュラーツアーの頃のスイングを見て欲しい。録画メディアはベータからVHS、そしてDVDに移ってきた。
私の書庫には少なくとも2000本のゴルフとテニスの記録ヴィデオがあるが、その中からラリーの若い頃のものを探すとなるとベータの中だろう。それにはまずベータの機械をオーヴァーホールしなければ見られない。
それにしても、藤田プロには是非ラリー・ネルソンを見ていただきたいものだ。非常によく似た、同じ種類のスイングだと、私は思っている。 筆者
参考「熊手型スイングとほうき型スイング」

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