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クレンザーは相変わらず私の大切な素振りの友だが、ボールがフェイスのヒールかトウかあるいは真ん中か、それしかわからない。実際は飛び散ったクレンザーの跡がフェイスに残っているので、それが真っ直ぐ垂直にフェイスを登っているかどうかでフェイスの向きがわかるが、正確ではない。

フェイスが開いていてもスイングがインサイドアウトだとクレンザーのあとは真っ直ぐだし、逆にフェイスが閉じていてもスイングがアウトーインならば同じ結果になる。その辺が気になっていた。

乗用車の後部座席にはカーペットのような床マットが敷いてある。運転席と助手席はゴムマットだけという車もあるが、大抵後部座席はカーペット状のマットである。ところが滅多にうしろに人は乗せない。それでマットはピカピカのまま廃車になることが多い。

素振りをするのにアイアンマットを買って使っている人もいるだろうが、あれは摩擦音がうるさいし、安物は裏にゴムが付いていないからスイングの衝撃で吹っ飛ぶ。夜に玄関先では振れない。車の床マットは裏がゴムマットになっていてその上にカーペットが張り付けられているので非常に高級なアイアンマットになる。

しかも毛足が軟らかいのでアイアンヘッドの通った道筋がはっきり残る。わきに小さなバケツを置いて水を入れておいて柄付きのブラシを放り込んでおく。マットの上でブラシを振ると水玉が落ちる。マットが濡れているとアイアンがどういう角度で入り、出ていったか痕が残る。

その帯状の痕跡が真っ直ぐ目標を向いているか、それともややインサイドアウトか、すぐに正確にわかる。一度打ったら靴の底で逆方向へなで戻すと痕跡は消える。自分のスイングがインパクトのところで真っ直ぐかどうか、知っているゴルファーはほとんどいない。確かめる方法がないからだ。普通はスイングの感じから判断するが、当てにならない。

車の後部座席からほとんど何の意味もない床マットを引っ張り出し、玄関先に敷いて少し水を撒き、アイアンを振ってみれば目から鱗が落ちる。こんなうれしい練習用具は滅多にお目にかかれない。これを使って早く自分のスイングの軌道を確認するといい。

軌道がどうであれ、ショットが絶好調の時に自分のスイングがインパクトのところでどの向きにヘッドを動かしているのか確かめておくのは必要不可欠なことだ。スランプの時役に立つ。あるいは打球がホックしたりスライスしているとき、その原因を調べるはじめの一歩がこのマットに残る帯状の痕跡の向きだ。

その痕跡からフェイスの向きはわからない。しかしフェイスの向きはスイングの向きの次に考えるべき項目で、一番大事なことがこのマットでわかる。目印を付ければクレンザー無しにフェイスの真ん中で打っているかどうかもわかる。

これらの情報は練習場では手に入らない。余程高価なスイングアナライザー出なければわからないことが自動車の廃品でわかるから、是非やってみていただきたい。筆者

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