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0583 アイアンフェイスの照準(画期的に変な話)
ケネス・スミスだったかスタン・トンプソンだったか忘れたが、アイアンメーカーの中にはしばしばアイアンフェイスのセンターにマークを入れることがある。十字型だったり丸だったりするが、ふと、それはおかしい話ではないのかと思い付いた。
ビールを飲みながら3番アイアンを握っていた。私の3番アイアンにはセンターにマークが付いている。ドリルで小さな穴を開け、接着剤で埋めた痕(あと)だ。この数日は暖かいが、花粉症で出来るだけ外に出たくはないのだが、今日はちょっと素振りをしてみた。
久々だからかも知れないが、クレンザーはフェイスの先へ当たった。シャンクには慣れているが、先に当たったのが気になった。それで夜になってビールを飲みながらアイアンのフェイスを見ていたら、一本の線が見えてきた。
フェイスのセンターマークを通ってシャフトに平行な線。机の上の赤いサインペンでその線を実際に引いてみた。この線は不思議な線だった。
椅子から立ち上がってこの赤い線が引かれた3番アイアンを構えてみた。どこへ構えればいいかよくわからない感じがしたのでゴルフボールを持ってきてアドレスしてみた。実際にやってみればわかる。どうアドレスすればいいかわからないのだ。
仮にフェイスのマークがアイアンのブレードの真ん中、地面と接するソールのところに刻まれていたら、それなりにアドレスするだろうし、市販アイアンのマークと同じようにフェイスの中央にあれば、それなりにアドレスするだろう。
しかしこの二種類のアドレスでは、ボールに対するフェイスの位置は同じにならない。フェイスに斜めに描かれたセンターラインを持つ3番アイアンを構えるとき、迷いが起こったのはそのためだった。
インパクトでヘッドの高さが変わった場合、常識的に考えるとクラブヘッドはただ真っ直ぐ上へちょっとズレるだけのような感じがするが、そんなことは絶対に起きない。フェイスは前後にも動き、フェイスの先に当たったりネック寄りに当たったりするのだ。
つまり実際にアドレスのときより高い位置でインパクトを迎えれば、フェイスがボールをたたく位置はフェイスのネックから先端まで動く可能性がある。ダフリとトップがあるように、シャンクとトウヒットもある。
そういう意味で、この、シャフトと平行に、フェイスのど真ん中を斜めに貫く赤い線は、ゴルファーを翻弄(ほんろう)し続ける。 筆者
試しに60度のサンドウェッジで同じラインを引こうとすると、簡単に引けない。なぜなら3番はロフトがないから、シャフトとフェイスの面は何となく同一平面上にあるように見える。だから簡単にラインを描けた。
ところがウェッジの面とシャフトはかなり違った方向を向いているので、シャフトと平行にセンターマークを貫くラインを見つけにくい。どうにかラインを引いた。そして思った。どこでクラブをソールすればいいのだろうか、と。
ヘッドが深く入ればインパクトはネックに寄ってくるし、浅く当たれば先の方で打つことになる。赤いラインはそういうことを教えてくれた。

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