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0358 スイングプレーンにシャフトは乗らない
ゴルフクラブのグリップエンドをつまんでぶら下げると、シャフトは真っ直ぐ垂直に垂れ下がるわけではない。スワンネックのアイアンでさえ、グリップエンドの半径くらいは斜めになる。普通のクラブだとたぶんかなり傾斜する。柱に添わせて実験するとわかる。
つまりゴルフクラブを棒だと考えて振り回す場合、シャフトを振り回していてはスイングが歪むことになっている。どうすればいいかというと、柱に添わせてぶら下げたクラブの、グリップエンドの真ん中に開いている小さな穴から垂直に下ろした仮想の垂線は、クラブフェイスの上を通り過ぎる。そこに印を付ける。

トルクのきついクラブはその垂直線がフェイスの外側を通るかもしれないが、そんな恐ろしくややこしいクラブを使うゴルファーにこの話は意味がないので、ただ単に知識として読んでください。
フェイス上の、垂直線が横切る地点のどこか見やすい場所に印を付けたら、スイングするときにはそこがクラブの先端だとしてスイングする。実際そこが先端なのだから。そういうイメージでクラブを振ると、困ったことにソールが意味を失う。
私たちは普通、アドレスでクラブをソールし、インパクトのときにそれと全く同じ格好でフェイスがそこに来てくれるように祈りながら振るのだが、仮想的なシャフトをイメージしてスイングするときにはヘッドもソールもフェイスもなくなってしまう。しかしとても正確に飛ぶ。
スイングプレーンという考え方を使ってスイングを作るときには必ず力学的な本当のシャフトを想定し、それをプレーンに乗せてスイングしなければならない。そうでないとショットのブレが大きくなり、そのわけがわからなくて悩むことになる。
シャフトは傘の骨のように、傘の内側をかすめるように動く。決して傘の表面には出ない。そういうことを念頭に置いてスイングプレーンをイメージしたスイングをすれば、ボールは決してスライスしない。ただ、かすめる度合いを大きく取りすぎるとホックに悩む。筆者
柔らかいシャフトを使っているゴルファーは言わば半自動的にシャフトが湾曲して弓と弦のような関係になり、弦が垂直になってくれるから実際のシャフトと力学的な仮想シャフトとが一致する。実にうまい話だが、暴れがあるのでおすすめできない。

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