« 0562 細いグリップを握って気付いたこと | トップページ | 0564 真っ直ぐ打つのは4倍難しい?(スライスとホックを打ちわけるクラブ) »

0563 スプーンの苦手なゴルファーを想う
私の左手親指の先、爪の右側の根元はしばしば赤くかすかに腫れている。ささくれていることもある。これはグリップしたときにダメージを受けるからだと思うので、少しでも痛みのあるときはベイスボールグリップで素振りをする。
コースでこういうワシづかみのグリップを使っていたのは昔のことだが、そういう事情で今でもベイスボールグリップは素振りの時にしばしば使う。アイアンのように重いクラブを振る場合は実際にコースで使ってもショットに影響は出ないと思うが、ウッドでは違うと思う。
左手親指をシャフトに添わせ、残りの4本の指でグリップを握る普通のグリップでは、手の甲と腕とが角度にして30度ほどの「く」の字を作る。ワシづかみでも同じことだが、ワシづかみの場合はその角度が曖昧でスイング中に変化しやすい。
特に強く振ったときなどはかなり大きく変化する。ところが普通のヴァードングリップだと親指の位置が指標のように作用して、この角度を固定しようとする気分が出てくるし、実際固定しやすくなる。
スイング中にこの角度を変えないのはつまり「熊手型」だが、この形だと「ほうき型」のようにネックが折れたままボールに当たる心配がない。だからロフトの大きなクラブではワシづかみでも大丈夫だと思える。
しかしスプーンのようにロフトが小さなクラブを構えると、もしも「ほうき型」で打ったら、もしかするとインパクトでロフトがゼロ以下になってしまうかも知れないという不安がある。だからバッフィーならワシづかみでも打てる気がするが、スプーンではわからない。
長いクラブを持つのはそれだけ距離が必要な場合が多い。それだけ強く打ちたくもなるだろう。だから余計に危ない。やってみたことはないが、私の予想は競馬以外はほとんどドンピシャリと当たる。
そんなことを思いながらスプーンで素振りをしていた。ゴルファーの中にはバッフィーまではボールが上がるが、スプーンはゴロになって上がらないから持たない人もいるだろう。パワーが足りないから上がらないと思っている人もあるだろう。
見方によればその通りだが、バッフィーを打てるならば、パワーがなくてもスプーンは打てる。要はロフトがスプーンのロフトに戻ってきてから打てばいいだけだ。そうするためには「熊手型」を使う。熊手型を維持できるグリップを使えばいい。
ゴロになるのにスプーンを持ち続けているゴルファーには、スプーンをバッグに入れない勇気が必要だと思うが、打てないスプーンをバッグに入れない勇敢で賢いゴルファーはスプーンを打つときだけ「熊手型」を使えば、問題なくボールは上がっていく。
私がそう言うのだから間違いはない。「熊手型」を知っていればの話だが。 筆者

« 0562 細いグリップを握って気付いたこと | トップページ | 0564 真っ直ぐ打つのは4倍難しい?(スライスとホックを打ちわけるクラブ) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 0562 細いグリップを握って気付いたこと | トップページ | 0564 真っ直ぐ打つのは4倍難しい?(スライスとホックを打ちわけるクラブ) »