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0588 ボールが右に出る女性ゴルファー
ボールが右にばかり飛び出す女性ゴルファーがいた。左のグリップを30度ほどストロンググリップで打って見たらどうかと助言したら、ボールは常に真っ直ぐ飛んだ。ただし、ゴロばかりになった。
ヘッドの速度が普通ならば、ボールはスイングした方向へ飛び出す。その時フェイスの向きがスイング方向と同じならば、ボールはそのままスイングした方向に真っ直ぐ飛び続ける。
フェイスの向きがスイング方向と違うと、ボールは曲がる。ところがたとえばパットのようなスローなスイングでは、ボールはスイング方向ではなく、フェイスの向きの方向に出ていく。
この女性ゴルファーは非力でスイングスピードがない。それでパターと同じようにフェイスの向きにボールが飛び出していた。フェイスが開いているので右に飛ぶが、スライスにはならない。プッシュアウトになる。
フェイスが開いているのでロフトが大きくなってボールは上がる。だからフェイスを真っ直ぐ目標へ向けられるように左のグリップをストロンググリップにすると、ロフトがロフト通りになるのでボールが上がらない。
それではどうしたらいいのか、パワーをつけるしかない。あるいは沢山素振りをしてスイングの無駄を削り取る必要がある。それまではゴロでゴルフを続けるか、ロフトが4番手ほど大きなクラブを使ってゴルフをする。
飛距離は落ちるがボールは上がる。ゴロでよければその方が距離は稼げるかも知れない。右に打ってトラブルばかりのゴルフよりは、とにかく真っ直ぐ転がっていくゴルフの方がスコアはよくなる。
これは非力なゴルファーがロングアイアンでボールを上げられないのと同じ話である。そしてフェイスを開くとロフトが大きくなる、というのは実は簡単な理屈ではない。7番アイアンのフェイスを右30度に向けたって、ロフトは変わるはずがないのだ。
しかし実際にはロフトは大きくなる。だから「開く」と表現するわけだ。バンカーの中でサンドウェッジのフェイスを右30度方向へ向ければ、確かにボールは真上に上がるようになって、あごの高いバンカーでは誰もがそういうことをする。
しかしフェイスを右30度方向に向けることと、フェイスを開くことは、同じではない。ライ角を変えているのだ。筆者

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