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0626 続―0625(急角度のダウンスイング、という話)
ボールを飛ばすにはダウンスイングで腕とクラブシャフトの作る角度がくさび形になっていなければならないと言われている。腕とシャフトの角度が緩やかで、一本の棒のようなものがグルッと回転してきたのではとても飛距離は出せない。
それは当然で、しなりのない釣り竿でキャスティングするのと同じになって、ルアーと言うかおもりを遠くに飛ばせない。これはヘッドスピードを上げるために必要なことだが、シャフトが勝手にしなってくれれば気にすることもない。ただ、相当柔らかなシャフトでないと助けにはならない。
柔らかなシャフトは勝手にしなるので、慣れないとボールがどこに飛んでいくかわからない。それでプロはシャフトのしなりに頼らず、自分の手首を折り曲げ、くさび形の三角形を作ってしなりの代わり、ムチの代わりにする。
この、急角度を作るには左手首を甲側に折らねばならない。特別柔軟な手首を持っていれば、手首を手の平側に折っても角度は出せるが、限度がある。割り箸を曲げていくとある程度は曲がるが、もっと曲げたければポキッと折った方が話が早いわけだ。
左の手首を甲側に折れば、いくらでも鋭い角度が作れるが、そうするともうフェイスの向き、などと言うものはイメージの世界にしか存在しなくなる。「あなたはスイング中、ずっとフェイスの向きを見ていますか、それともただ打ちますか?」というフレーズは、左手首を甲側に折った場合、フェイスの向きはスイングのリズムの中にしかなくなって、ただ打つしかない、ということを言っている。
しなり、あるいはムチを使ったスイングはヘッドスピードを上げるために効果的だが、同時にビンタスピードを上げるのにも役立つ。ただし、何しろクラブヘッドは無茶苦茶に動いているのだからそのフェイスも無茶苦茶な方向を向いている。
そのクラブフェイスをインパクトの時には必ず目標に向けられる自信が大事だ。向けられると言うより、知らぬ間に向いている、そういうスイングを作らねばならない。プロは練習量があるからいいとして、アマチュアにはなかなかお勧めできないスイングだ。
しかしどうすれば飛距離が出せるかを知っていることは、逆にそれを使わない勇気というか、信念を持つのに役立つのではないだろうか。 筆者

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