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私のアイアンのライ角を測ってみると約56度あった。以前は番手ごとに少しずつずれていたが現在はほぼ同じになっている。別に統一したわけではない。何事も理論的に統一するのはものの進化にとって大事なことだが、まだ仮説の域を出ない間は無理をして無理に統一すると墓穴を掘る。

理論以前にその時々で一番打ちやすいクラブを一本一本作っているので測定は結果に過ぎない。それも通過点である。56度は170センチの身長に対してベタソールではない。たぶん4,5度立っている。これは通常言われているヘッドの垂れ下がりを補正しているのではない。

スイングスピードの遅いアマチュアにそんな理論は意味がない。それはアインシュタイン流の相対性理論の時計が実生活にほとんど意味を持たないのと同じで、誰も二階の部屋の時計と一階にある時計の進み具合の差を気にして暮らしてはいない。私たちはニュートンの相対性理論で沢山なのだ。

ライ角を数度立ててあるのはボールを抱え込む熊手型スイングのイメージを出しやすくするためである。その分ボールは左に出やすいが、スイングのイメージが鮮明な方がミスミットしにくいのでこういうセッティングになってしまったのだと思う。

熊手はボールを引き込むまでしか出来ない。ほうき型のようにインパクトのあとにボールを掃き出すイメージのスイングをするゴルファーはライ角をベタソールにする方がイメージが出やすい。クラブのライ角はそうやってスイングを規定していく。

{ライ角が動かせないクラブを買ってゴルフを楽しんでいる多くのゴルファーは器用というか順応性が高いというか無知というか、やむを得ないというか、不思議だ。軟鉄で出来た高級品のアイアンと、ホームセンターで売っている鉄筋を曲げるための鉄の棒を持っていればライ角は自由に変えられる。

鉄筋を曲げる棒には二種類あって13ミリと16ミリのカギ状の湾曲が付いている。ウッドは13ミリの方で曲げられるしアイアンは16ミリを使うので二本をつないで溶接してもらったものを使っているが、ウッドのライ角を変えることは普通出来ないから16ミリの方の棒を買えばいい。

冬場は鉄が硬いのでトーチでネックを暖めるが、シャフトとヘッドの接着剤が溶ける心配があるので慣れない人は暑い夏だけにするか、あるいは熱湯にしばらく浸(つ)けてから曲げればいい。今時の接着剤ならば熱湯では溶け出さないと思うが、やったことはない。

私も万力を持っていないので道路の側溝に被せてあるステンレス製の簀(す)の子のようなものを上手に使ってヘッドを固定し、曲げ棒をネックに引っかけて曲げる。ゆっくりわずかに動いたらやめて曲がり具合を見る。鉄は弾力があるのでちょっと動いた感じくらいでは戻ってしまう。この辺は慣れが必要だ。) 筆者

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