« 0445 ユーティリティーというクラブについて | トップページ | 0447 右足かかとの話 »

スイングを正面から見たとき、シャフトが4時の方向まで行く特殊なオーヴァースイングのプロゴルファーを思い浮かべた。一般的にはバックスイングのトップでシャフトは水平になる。

それ以上は行かないのだが、手首を折ればどこまででも行く。手首を折るというのは、手首を甲側に折ることで、つまり腕立て伏せの時の手首のようになっている。こういう風に手首を折れば、インパクトでのフェイスの向きは計算できなくなる。

しかし慣れというのは恐ろしいというか、素晴らしいというか、練習次第では打てる。オーヴァースイングが4時まで行けば、飛ぶ。ただし、そこまで大きなバックスイングを取って、戻し切れるかどうかは体力次第だ。

ミケルソンもかなりのオーヴァースイングだが、彼の飛距離はそのオーヴァースイングから来ている。一方、タイガーのスイングはそれほどオーヴァースイングではない。彼はヨーヨー打法、上下のスウェイでパワーを作っている。

今年のマスターズで史上初のマスターズシャンクを見せてくれたピーター・ハンソンもまた、かなりのヨーヨー打法だった。基本的な体力とか体格を別にすれば、飛ばす秘訣には3種類ある。オーヴァースイングとヨーヨー打法のほかに、横へのスウェイを使う方法がある。

ただこの方法はフラットスイングにしかできない特有の方法なので、最近はあまり見かけなくなった。私はフラットスイングだからその気になれば使えるのだが、飛ばすためのリスクと、そのリスクを回避するために必要な練習量を考えると、手が出せない。

これからの話は飛距離を出す話だが、それを勧めているわけではない。ただ理論のひとつとして知っていることが大事だという、それだけの話である。

アドレスの形を取って、そこから水平に腰を回して90度右を向く。その態勢から真っ直ぐにクラブを右肩へ担ぐ。野球のバッターがバットを担ぐのと同じように、ただ自然に担ぐ。

左の手首は甲側へ折れている。野球選手を見ればわかる。担いだクラブをグッと後ろへ垂れ下げる。それは簡単に出来るし、どこまでも出来る。右足にヘッドが触れるところまで出来るだろう。

この形ではボールは見えない。ひじも曲がっている。しばらく練習してひじを伸ばせるようにし、何とかボールも見えるようにすると、形だけはタイトルのプロ達と同じになる。そこから打っていけるかどうかは体力次第だが、当たれば飛ぶ。

 
この方法はバットスイングと違って急激な切り返しがない。だからある程度ゴルフスイングとしては正道である。ただ、疲れるスイングかも知れない。筆者

« 0445 ユーティリティーというクラブについて | トップページ | 0447 右足かかとの話 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 0445 ユーティリティーというクラブについて | トップページ | 0447 右足かかとの話 »