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多くのゴルファーはボールを飛ばすためにケプラーの法則を利用している。たぶんゴルフのレッスンでもグリップエンドをボールに向けて直線的に引き下ろせというような話が出るだろう。それはそれで正しい話だが、彗星が近日点を通過するとき、その尾は湾曲している。

本来太陽風に吹き流されている尾は真っ直ぐで、遠日点付近では尾は見えないけれど真っ直ぐなはずだ。これが湾曲しているのは彗星の太陽に対する位置関係の変化が激しいからで、ゴルフスイングにケプラーを使うとこの湾曲が問題になる。

見たわけではないが、ケプラー型のスイングではボールに当たる10センチ手前でフェイスは30度以上開いていて、10ミリ手前でも15度近く開いていて、1ミリ手前でもまだ相当開いている。そしてボールを打った直後には数10度閉じている。私の円形スイングとはえらい違いだ。

私自身のスイングはアドレスで15度開いて構えているにもかかわらず、ボールは真っ直ぐに飛ぶ。私のスイングがそうしているわけではなく、クラブが勝手にやっている。

どちらのスイングでも真っ直ぐ飛ぶが、この二つのスイングの違いは、一方はコックが勝手にクラブの動きを補正して真っ直ぐ飛ばすのに対して、もう一方はクラブの勝手な動きを機械的に計算した15度という角度によって意識的に補正するところだ。

私のスイングは円形に近いので彗星の尾のような湾曲はほとんど起こらないしインパクトの近くでフェイスの向きは穏やかに変化する。それでもなお15度の補正を必要とするがインパクト付近でのフェイスの向きの変化が小さいから補正値が決まればそれで常に真っ直ぐに飛ぶ。

ケプラー型はアドレスで真っ直ぐに目標へ向けたフェイスがインパクトで真っ直ぐに目標を向く。しかしその道のりは計算不能の複雑さを持っている。私のスイングはクラブの性質を補正するだけだが、ケプラー型は補正していること自体を認識出来ないことが問題なのだと思う。

この補正にはリズムを使うしかないが、ことの真相を知らないと迷い道に入って出てこられなくなる危険をはらんでいる。ほとんどのゴルファーが使っているこのスイング、お気をつけあそばせ。筆者

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