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シャンクは治せないが、出さなくすることは出来る。それを「治す」とは言えないが、効き目はある。本当に治したければ体を変えるしかない。錯覚のない体を作るしかない。

シャンクを出さなくする方法は山とあるが、大抵は数日、ときには数時間で期限の切れるウルトラマンタイマーのようなものだ。そういう沢山の方法の中で、数ヶ月間、未だにその効果が消えていないのが「あごの下」という奴だ。

これならばボールを打とうとして本気でボールを打って構わない。ただちょっと、スイングはあごの下で行われることを思い出せばいいだけだ。スイングプレーンが口元まで上がってくると、危ない。目まで来たらアウトだ。

最近フラフープが復活したようだが、あれは上手になるとヒザのあたりで回すこともできるし首で回すこともできる。上から下まで動かしながら回して遊んだ記憶がある。スイングプレーンはどこにあるか。

両腕でクラブを振るのだからスイングプレーンはちょうど肩のあたりで回るフラフープだと考えればいい。ところがボールを見る視線は目から出ている。真剣にボールを打っているうちに、変なことが起こる。

ウルトラマンだとか鉄人28号といったおもちゃは視線が武器としての破壊光線になったりする。首を回すと視線がぐるっと回ってスイングプレーンに似た円盤を描く。これが困るのだ。

この視線プレーンもスイングプレーンもボールを含む平面だが、角度が違う。どうして間違えるのかわからないが、真剣にボールを見つめて構え、慎重にボールを打とうと思えば思うほど、視線プレーンの方をスイングプレーンと誤解する。

そうすると何が起こるかというと、スイングプレーンが平行移動して、目のそばにある視線プレーンのところまで上がってくる。平行移動するのでボールのところではボールよりはるか先の地面とこの錯覚したプレーンが交差する。つまりシャンクする。

これを防止するために、私はスイングプレーンが「あごの下」にあることを思い出してからスイングする。まるで視線という線がスイングしてボールを打つような錯覚を防ぐためだ。イメージとして、フラフープを「あごの下」で回す。決して鼻の上で回してはいけない。

どれほど真剣になってボールを打とうとしても、スイングプレーンは「あごの下」にあって、そこでスイングが行われる。どうも私たちはつい「目線」で打ちたくなるのだ。ロボットの視線ビームのイメージがあるからだろうか。 

この方法はまだ破綻していない。たぶんずっと破綻せず、ある種のシャンクを予防し続けると思うが、フェイスの先に当たり過ぎることもある。それに、この方法は体がスライドしていることに気付かない、という本質的なシャンクを予防することはできないだろう。

ただ、徐々に大きくなる体のスライドを、起こしにくいスイングイメージなのは確かで、これを使っている限り、今までのように簡単にシャンクを起こしてシャンクを研究することが出来なくなった。それだけ効果があるということだ。 筆者

花火見物をビルの窓からする場合、2階の人と一階の人は同じ花火を見ているが、ちょっと違う。あるいは、ゴルゴ13が二階の窓からターゲットに照準を定めたとしよう。そのままエレヴェイタのように床が静かに一階まで下がったとする。
そのまま引き金を引けば、ゴルゴ13は的を外す。ゴルフスイングでは、照準を定めるのは二階からだが、スイングは一階で行われる。二階でスイングするような気分になると、シャンクする。

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