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0351 弓と槍 2
弓型スイングと槍型スイングのどちらがいいのだろうかと考え続けて、私のゴルフ人生は終わろうとしている。どっちでもいいのだが、自分に適したスイングはどちらなのか、何がそれを規定するのか、考えている。
考え続けながらも、ゴルフコースに出れば、とにかくボールを打たねばならない。ご存じのように、私はウッドとアイアンで違ったスイングをしている。アイアンは弓型で、ウッドは槍型を使っている。
意識したわけではない。知らない間に、そういうゴルフをしていた。しかしそれがいいと思ったことはない。私のアイアンは飛ばない。150ヤードを6番か5番で打つ。アイアンを槍型で打てばもっと飛ぶのがわかっているから、今でも迷い続ける。
槍型で打てば、173メートルを3番アイアンで打って届いたと喜んでいた頃もあったから、たぶん今でも190ヤードまではアイアンで打てないわけではない。しかしそうするだけの意味が見つからない。
槍型は打っていくのである。だから精神力と集中力が大事だ。その点弓型はバックスイングを慎重に行えばあとは何もいらない。あとは自動的にボールが飛んでいく。プロのようにピンをデッドに狙うような気分は出せない代わり、気楽なのでミスショットが出ない。
一方ウッドは長い距離を打つのでウッドといえども弓型では間に合わない。だからウッドを使うのだが、この場合、槍型が弓型よりも難しいというわけではない。バッフィーの精度は8番アイアンと変わらない。
それならアイアンも槍型にすればいいと思うかも知れないが、そうはいかない事情がある。これまで40数年ゴルフクラブを振り回してきたが、アイアンを槍型で打つには無理がある。それは私のパワーの問題だと思うが、テニスコーチで喰っているくらいだからパワーがないわけではない。
その私がアイアンを槍型で打つにはパワー不足だと感じるのだから、一般のゴルファーがアイアンを槍型で打つにはかなりの熟練か、才能を要するだろうと思う。私は今でも、ゴルフコースで7番アイアンや6番アイアンを槍型で打つことがある。
それは高いボールで155ヤードのキャリーが必要なことがあるからだが、9番ウッドを手に入れたので、もうそういう危険を冒す必要はなくなったと思う。アイアンが進化しない限り、私にはアイアンを槍型で打つ自信はない。
いつも一緒にラウンドする人が、何日か前にゴルフをして、81だったそうだが、彼のアイアンはよく飛ぶ。しかしフェアウェイウッドが苦手だ。ウッドが苦手な分アイアンで距離を稼ぐ必要に迫られ、飛距離の出るアイアンショットが打てるようになったのだ。
アイアンがうまくてウッドが下手なゴルファーには事情がある。逆にウッドはうまいがアイアンが苦手なゴルファーにも事情がある。スイング自体はどちらも槍型で、スイングをみても必ずしもどちらが苦手なのか、見分けはつかない。
私はその事情がわかっているから驚かない。アイアンとウッドは違う道具で、似ているからかえって困るのだ。弓型スイングは道具の差を吸収するが、槍型はハッキリと差が出てしまう。
プロのような豊富な練習量で、その誤差を無意識に補正するか、全く同じスイングでもアイアンとウッドを確実に打てるような使い分けの方法、またはスイングの補正値のようなものを数値で表せれば、アイアンとウッドを同じ感覚で打てる。
そうすればアイアンが苦手とかウッドが苦手という話はなくなる。私はその補正値をずっと探し続けているのだが、取りあえずは弓型でアイアンを打っている、というわけだ。クラブが進化してくれない以上、私が考えるしかない。 筆者

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