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ここ数ヶ月、ドライヴァーの素振りを続けた。普段は腰に来るのでドライヴァーは決して持たない私だが、思うところあって、軽いドライヴァーと重いドライヴァーの、それぞれに見合うスイングを研究した。

その結果、ネズミ二匹が残った。ひとつのネズミはバックスイングを20度ほど深くすることだった。今までバックスイングのトップでシャフトは地面に平行まで行かないコンパクトなスイングだったが、その境界線をやや越える、私にしてみれば大きなスイングになった。

今までと同じ安定性を保持したまま、飛距離がかすかに増えた。約5パーセント増えただけだから、あまり意味はないが、その5パーセントの中には私の知識の全てが入っている。

グリップも違うし、タイミングも違う。腰へのダメージを考えれば、研究した意味はほとんどないのだが、飛距離の増加に意味はないとしても、ひとつだけおもしろい成果が出た。それはグリップをインターロックにしたことだった。これが二匹目のネズミ。

ドライヴァーでフルショットするときにだけ、私はインターロックグリップをすることに決めた。全てのショットの中で、スイングのかすかな違いがボールの行き先に大きな影響を与えるドライヴァーショットでは、センサーの数は多いほどいい。

インターロックというグリップは右手と左手のコミュニケイションというか、意志の疎通をかなり緊密にしてくれる。左右の手の微妙な助け合い、協力関係が思った通りの弾道を生み出すのに相当役に立つことがわかった。

私は普通のオーヴァーラップかワシづかみのベイスボールグリップでゴルフをしているが、ドライヴァーに限って、インターロックの繊細なセンシングが、とても役に立つような気がしている。

インターロックを勧めることもあるが、さほど重要な話ではない。今でもその気持ちは変わらないが、読者の皆様、ドライヴァーに限って、インターロックを試してみてはいかがかと、勧める。 

きっと今までになかった不思議なことが起こる。いいことが起こるとは言い切れないが、悪いことはまず起こらないと思うので、しばらく試してみたらどうか。筆者

プロゴルファー猿はウッド一本でプレーした。あれはスプーンだったのか、それともバッフィーだったのか、真実は誰も知らない。私がドライヴァーショットにインターロックを使い、それ以外にベイスボールグリップとオーヴァーラップを場合によって使い分けるとすると、それはプロゴルファーはやらないことだから、変だと思うだろう。

プロの料理人は切るものによって何十種類もの包丁を使い分けるが、主婦は一本か、せいぜい二種類しか使わない。ラグビーは11人だが、アメリカンフットボールは攻撃と守りにそれぞれ専用の選手を使うからメンバーの数は倍増する。

私がハーフセットの勧めというタイトルを書いたのは、ハーフセットだとコントロールショットをしなければならなくなるからだ。フルショットが不安定なアマチュアは、フルショットに意味はない。それよりも目一杯打たない方が結果がいい。

7番アイアンがあれば7番でフルショットと思うとき、6番と8番しかなければ、6番で軽く打つだろう。それは正解になることが多い。プロとは違う。そのプロでも、番手の間の距離を残したときには当然調整しなければならない。

私はコントロールショットはしない。飛び過ぎるとわかっていても、短いと知っていても、そのまま打つ。コントロールは難しいからだが、80を切れないゴルファーにはフルショットの方が難しい。

コントロールショットを勉強する方が、力一杯打って予定通りに届いたことのないゴルファーには勉強になるし、スコアもよくなると思って、ハーフセットを勧めている。グリップの形式を変えると、プロゴルファーならばショットの行き先が少しずつ変わる。

プロはたったひとつのグリップ形式でやっていけるからグリップの種類を複数持つ意味はない。しかし、練習量が少ないアマチュアは、一定のスイングさえ出来るならば、沢山の種類の道具を持っている方がゴルフが簡単になる。

それはゴルフクラブが14本も用意されていることから考えても、事実だ。14本のクラブに、三種類のグリップがあれば、同じスイングから42種類の、互いに異なるショットが打てることになる。

日本アマのチャンピオンに、飛距離が1ヤードごとに違うようにロフトを調整したクラブを250本ほど持たせ、日本プロのチャンピオンと勝負させたら、どっちが勝つか、これはとてもおもしろい話だろう。
補2
大事なことを書き忘れていた。ドライヴァーだけインターロックで握るのだが、この時左の親指は外している。つまりグリップに添わせず、ワシづかみになっている。「左手親指を外せ」というタイトルの通りだ。

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