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どんな状況でも、打てば必ず目の覚めるようなボールが出るバッフィーは私の宝物だ。これ一本でゴルフをする方がいいと思うほど必ず当たる。しかしその理由がわからなかった。長い間謎だった。

ほかのフェアウェイウッドを同じバランス、同じ重さに作ったことは数え切れない回数に達している。ヘッドの形状が似ているヘッドを使ったこともあった。しかしバッフィーのようには当たらなかった。

このバッフィーのロフトは19度だが、これよりロフトの小さい15度13度のヘッドを使って同じバランス、同じ重さのクラブを作ると、打ち損じが起こる。ロフトが小さいせいではない。これよりロフトの大きな22度、25度のクラブをバッフィーのバランスと重さに合わせると、ボールが曲がる。

ドロー気味のボールが出るかと思えば、右に押し出す感じのボールが出る。どうしてもバッフィーのようにはならなかった。ところが、昨日ドライヴァーのヘッドが壊れた関係でシャフトの差し替えを始めたのだが、ついでにロフト13度の、バッフィーと同じ顔をしたヘッドにシャフトを差すと、偶然シャフトの長さがバッフィーと同じになっていた。

ロフトが変わればシャフトの長さも少しずつ変わる。普通はそういう風に作るのだが、昨日はついでにやってみただけなのでシャフトの長さを気にしなかった。そういう意味では初めて、バランスと重さと長さの三つの要素が一致した、ロフトだけが違うフェアウェイウッドが出来上がった、はずだった。

そこでまずバランスをバッフィーに合わせようすると、かなり大きなおもりをヘッドに付けなければならなかった。バランスは揃った。それで軽く振ってみると何だか違う。バランスは同じにしてあるから重さを測ったら、バッフィーは405グラムで、13度の方は356グラムしかなかった。

それはあり得ないことだった。ヘッドは同じシリーズのものだから形も同じだし、たぶん重さも変わらない。大きなおもりを付け足したくらいだ。グリップは太くしてあるが、いつも大体同じように巻くからそれほど重さに変わりが出るわけもない。

つまり、シャフトが違うことになる。私はあるところからいつも同じシャフトを分けて頂いている。ただ一本だけ、違う、はずだった。そのシャフトはドライヴァーに付いているもので、重い。

何かの話をしたときに、その会社の方が「ちょっと重いけれど、いいシャフトがある」ということになって、一本だけ分けて頂いたものだ。普段のシャフトの3倍もする高価なシャフトだったから、私が2本買えるとは思えない。しかし。

バッフィーに付いているシャフトは明らかに重い。もしもこのシャフトがドライヴァーに付いているのと同じものなら、それはねじれが極端に少ないシャフトで、硬さはわからないが、ドライヴァーはこのシャフトのお陰で思った通りのボールが出る。

このシャフトは普段使っているシャフトよりも40グラム以上重い。つまり、どう考えてみてもバッフィーに付いているシャフトはドライヴァーと同じものだとしか考えられない。バッフィーが当たるのはそのシャフトのせいだと考えれば、すべての説明が付く。

ただ、一本しか買わなかったシャフトがなぜ二本あるのか、それがわからない。もう10年以上シャフトを分けて頂いているので、その中に一本紛れ込んでいたのか、それとも特に硬いシャフトが欲しいと思ったときに、そのシャフトを出してもらっていたのか、わからない。

バッフィーが伝家の宝刀になってからかなりの時間がたっている。最近シャフトがゆるんだので差し直したときに、1センチほど短くなってしまったが、シャフトは替えていない。差し込み角が微妙に変わったのがいやで、もう一度やり直して今は元の角度になっている。

ゴルファーの好みもあるだろうが、シャフトはゴルフを決定的にする。何がいいというのではないが、柔らかなシャフトはほんのわずかな時間のズレでボールの行き先を大きく変える。

ところが硬いシャフトは鈍感というか、スイングのかすかなズレを無視してくれる。私は非常に神経質だが、その神経を使ってもスイングの微妙なズレはコントロールしきれない。だからかえって硬いシャフトの頑丈さ、強さが安定したボールを生み出してくれる。

私のバッフィーが不思議に当たるわけがわかってよかった。いつか他のフェアウェイウッドも、出来ればアイアンもそのシャフトを使いたいが、一本五千円もするのでいつになるかわからない。

釣り用の板重りを巻き付けて接着した痕が残るシャフトが何本もある。それは全重を同じにするための苦肉の策だったのだが、そのときにシャフトの重さの違いに気付くべきだった。

私はその素晴らしい性能を持った重いシャフトをたった一本しか買っていない。だから一本しかあるはずがないと思い込んでいたので気付かなかったが、今思えば当たり前に気付くべき話で、私は自分がつくづくアホだと再認識した。うーん、筆者。

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