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0622 レイトヒット(ショートウッドとアイアンの違い)
「市販のショートウッドにご注意」というタイトルを書いたが、ウッドにレイトヒットはない。シャフトが長いのでしなりが大きく、放っておいても自然なレイトヒットにはなるが、スイングのイメージはあくまで金槌でくぎを打つような素朴なトンカチ打法が基本である。
ところがアイアンはレイトヒットを意識しなければアイアンとしての意味を持たない。アイアンは意識的に大きなスピンを掛けるために作られた。したがってボールに対して打ち込んでいって、ボールを激しく擦(こす)る必要がある。
ゴルファーが自然にアイアンを構えた状態で、そこへもしもウッドのようなソールをセットしたとして、それをウッドだと考えればかなり極端なホックフェイスになるはずで、それだからこそ、メーカーが作るショートウッドのフェイスが強いホックフェイスになるのである。
しかし考えてみるとそれはやはりおかしいわけで、ウッドを、ボールを止(と)めるためのスイングで打てと言っているに等しい。スピンを掛ければその分スイングエネルギーはスピンに費やされ、飛距離に向けるエネルギーは減っていく。飛ばなくなるのだ。
確かにショートウッドの目的は飛距離が出てしかもとまるボールを打つことだが、ショートウッドのロフトは高い弾道によってとまるボールを打つように、そういう目的で作られるクラブであるべきで、スピンを掛けることで止めるのは本末転倒。メーカーは何も考えていないかアホだ。だから私は市販のショートウッドのホックフェイスに十分注意するように、と書いた。
統計を取ったことはないが、上級者がショートウッドで左へ引っ掛けるミスは後を絶たないに違いない。そんなものを使うくらいなら、昔のプロゴルファーのように、7番アイアンでロングアイアンのような低い弾道で発射され、途中からグーンと急上昇して、まるでウェッジショットのような着地角度のボールを打つ練習をする方がましだ。
私の9番ウッドの弾道は、化け物ゴルファーが打ったウェッジショットと弾道も飛距離も全く同じになる。飛距離およそ170ヤードでランはほとんどない。つまり道具がパワーの差をカヴァーしてくれるわけで、実にありがたい、素晴らしいクラブだ。 
自分で改造が出来ない限り、メーカーがほぼスクエアフェイスのショートウッドを作る理屈の気付くまで、ショートウッドは忘れた方がいい。さもないと、安定している他のクラブのスイングを全て壊してしまう危険性がある。下手くそにはどうでもいい話だが。 筆者

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