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ゴルフのスコアは外からほとんどわからない。同伴競技者と自分のどちらが今いいスコアかさえ聞かなければわからない。まして隣のパーティーのスコアなどわかるわけもない。
ところがショットは目に見える。飛距離も目に見える。宗教は本来地味なものだが信仰はド派手に目立たないと信者が増えない。それでゴルファーは飛距離ばかりを信仰するようになる。
残念なことにゴルフの極意をケプラーだと信じているゴルファーが非常に多い。上から急角度に打ち込めばボールのスピンは劇的に多くなり、揚力のおかげで飛距離は20パーセント以上伸びる。プロはほとんどケプラーを使うがそれは才能があって練習量があって、曲がらないようにケプラーを使えるからだ。
ビリヤードでボールの端を真上から思い切りつつけばボールは飛び上がったり前進した後戻ってきたりする。それはすごいテクニックだと思うが相当難しい技術である。見せ物としてはともかく、プロだって本当にそれ以外に手がない場合を除いて試合ではまず使わない。しかしエキシビションなどでは簡単にやってのけている。
ケプラーは飛距離に関する極意に違いないがゴルフの極意ではない。信仰と宗教の微妙な呼吸の違いによく似ている。タイガーは飛ぶから勝てると思っている人が多いが、飛ばす極意も持っているけれどゴルフの極意も持っているから勝てる。
プロの世界では飛ばす極意だけ持っている人は全く勝てないのに、ゴルフの極意だけ持っていれば幾らかは勝てる。つまりタイガーはゴルフの極意を持っているから勝ち、飛距離の極意も持っているので沢山勝つ。順序を誤ってはいけない。 筆者 

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