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人の足はL字型をして直立している。直立した状態で胸を押されれば、膝(ひざ)を曲げてその力を逃がさない限り、人は簡単に後ろへ倒れる。しかし背中を押されて前屈みになっても、ある程度は踏ん張っていられる。

この、人が前方に傾斜する時の余裕、許容度がシャンクを生み出す。自由というのは危ないもので、キッカリとした数値というか、定数がない。ファジーなのだ。だから私たちはある範囲の余裕を持って前傾姿勢をとって生きている。

傾斜があれば三半規管が知らせてくれることもあるが、この前傾姿勢については、首だけ直立させてしまうと感覚的にはセンス出来ない。足首にかかる荷重の違いだけが、そのとき自分が直立ではなく、やや前屈みになっていることを知らせてくれる。

しかしスイング中、体はダイナミックに動いているので足首にかかる荷重は別の動きもセンスしなければならないので、自分がどれだけ直立状態から前傾しているか、それはほとんどわからない。

というわけで、シャンクの原因として沢山の種類の動きがあるにせよ、その原因が直接起こすことはほとんどの場合、アドレスよりも前傾してボールを打つ、ということになる。

直立姿勢あるいはアドレスの姿勢と、実際にボールを打つインパクトの時の姿勢が変わる。前傾するのだが、その度合いがセンス出来なくなってシャンクする。シャンクを治す理屈はある。

スキー靴は足首の角度を固定する。スキー靴を使わず、同じように足首の角度を固定する方法を考え出せるなら、シャンクはゴルファーの前から消えてなくなる。ただし、その方法を発見するのは簡単ではない。筆者

シャンクを考えることはボールをフェイスの真ん中で打つ方法を考えるのと同じことで、つまりシャンカーでない全てのゴルファーにも共通する命題でもある。名手はシャンクを考えないだろう。そんな必要に迫られていては名手でいられるわけもない。
祈るのもひとつの手だ。うーん、筆者。

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