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かなりのフォローウィンドだった。155ヤードのパー3,軽い打ちおろしのホールだった。8番で軽く打つ、と言ってグリーン手前5メートルにとまった同伴競技者に対して、6番でフルショットした私のボールはグリーン右エッジに落ち、距離はピタリだった。

番手が2番手半違うが、ドライヴァーの飛距離はほぼ同じで、当たりにもよるが3ヤードくらい前後するだけだ。なぜアイアンの飛距離がこれほど違うのか、私は知っている。

私がアイアンとウッドで打ち方を変えていることもあるが、本質的にはシャフトの硬さが影響している。私のシャフトは非常に硬い。だから飛ばない。ゴルファーはアイアンでも一番飛ぶシャフトを使う。

シャフトが柔らかければエネルギーを貯められる、ということである。貯められたエネルギーが上手に使えるときには当然の飛距離が得られるし、ボールも曲がらない。しかし上手に使えなかったとき、ボールは必ずドローする。

元々がドローヒッターだと思い込んでいるゴルファーでも、アイアンでは必要に応じて真っ直ぐ打てる、あるいは右から正確な曲がりのドローを打てば大抵困らない、と、そう考えている。

しかしたまに予定外にドローしてしまう、くらいな印象しか持っていない。ところが、私が知っている限り、真っ直ぐ打つつもりがドローしてしまった、という頻度は本人のイメージよりかなり多く、スコアにかなり影響している。全てシャフトの柔らかさに原因がある。

そういうゴルファーはパープレーするために必要な飛距離を十分すぎるほど持っているのだから、シャフトを硬くして飛距離が落ちても困らない、はずだ。「硬くすれば曲がらない」ことを知らないのか「アイアンも飛ばさないといけない」と思っているのか、どちらかはわからない。

ドローで思わぬ大ダタキをするゴルファーは自分はドローヒッターだと考えているが、そうだろうか。確かにドローボールを打つのだからドローヒッターなのだが、どんなシャフトのアイアンでもドローが出るのは化け物だけだ。

この世にこれ以上硬いシャフトは存在しないというほど硬いシャフトでもドローする化け物がいれば、一応その時点では、彼らは本当のドローヒッターであるだろう。何しろ自分のスイングではドローしか出ないのだから。

シャフトの硬さを変えればドローがとまるゴルファーは、ドローヒッターというよりドロー志向型ヒッターに過ぎない。だからドローで困ると思えば硬いシャフトを使っていつでもドローはとめられるし、それによってボールは真っ直ぐ飛ぶ。

そういうタイプのゴルファーはある程度上手だから、ゴルフ場に沢山いるとは言わないが、自分がそれに当てはまると思うなら、一度非常に硬いシャフトのアイアンを試してみる価値はあるだろう。

年齢的にだんだんと飛距離が落ちて、それでシャフトを柔らかいものに替えていくのは自然で、その場合にはパワーが落ちて来ているのだからボールはドローしない。レディースシャフトを振ってスライスするようならばまだまだパワーは余っている。

アイアンで飛ばしたいと思うのは普通は正しくない。自分のゴルフ場が砲台グリーンばかりだとか、山のてっぺんにグリーンがある、という場合は残り170ヤードを8番アイアンで打ちたくなる。そうしないとグリーン上でとまらないから。

しかしそういうゴルフ場はそう多くはない。花道を転がっても乗るように作るのが正当なコースである。だからアイアンに飛距離はいらない。真っ直ぐ決まった距離飛ぶのが一番だ。

柔らかいシャフトを使わざるを得なくなる前に、硬いシャフトがドローをとめる、という経験をしてみるのも悪くないと思うのだが、如何だろうか。 ただしそれには勇気がいる。飛距離が落ちることを気にしない勇気が。筆者

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