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0562 細いグリップを握って気付いたこと
シャフト交換の関係でグリップを新しくしたが、当面ゴルフは出来そうもないので、グリップの太さは調整せずそのままになっていた。部屋で8番アイアンを握っていると、やはり細い感じがする。
20年も太いグリップを使っていたからではない。細いグリップから太いグリップへ移行する時には何の違和感もない。そして時々細いグリップのままスイングしたり実際にボールを打ったりするといつも違和感がある。
玄関へ出て8番を振ったら、グリップが抜けそうだ。みなさんよくこんな細いグリップでゴルフが出来るなぁ、と思う。グラヴは欠かせないに決まっている。グラヴをしてもたぶんまだ細いはずだ。
なぜかと言うと、この8番には普通のラバーグリップの上に本革のグリップを巻いてある。テニスラケット用のグリップだが結構厚みがある。つまりゴルファーがグラヴをして握ったときと同じか、あるいはもう少しグリップが太くなったようなものだ。それでも細くて怖いのだが、普通のゴルファーはそれでゴルフをしている。

手の大きなアメリカ人が素手でクラブを握れば、私たちの感覚としては割り箸を握るようなものだろうから、相当細い。そして手首が非常に利(き)くのがわかる。グリップが細い方が飛ぶんだ。
グリップは太くするのは簡単だが細く作るのは簡単でない。シャフトの太さで制限される。だから女性用は細く作れるが、男性用を細くしたいときには出来るだけ薄いグリップを使う。
それでも足りなければ素手で握る。そうすればグラヴの厚みだけ相対的に細いグリップになる。滑るのが心配ならロージンバッグでも使えばいい。細いグリップだと飛ばすための手首の使い方が非常によくわかる。
普段グラヴをしているゴルファーが素手で握っても、打てるかどうかは別にして、やはり手首の使い方がわかるだろう。右と左の手がいつもよりハッキリと軽快に交差して行くのがわかるだろう。
飛ばしたければこういう手首の返し方をするんだ、というのが見えてくる。逆に私のように練習なしで安全なゴルフをしたければ、スポーツカーのハンドルのように太い方がいいわけだ。
手首の返しで飛ばすゴルファーの多くは飛距離もあるしかなりうまい。シングルに一番多いタイプかも知れない。しかし彼らを見て、飛ぶからスコアがいいのだと誤解している下手くそゴルファーもまた多い。
そういう打ち方は飛ぶけれど、安定させるのは至難の業で、それを安定させられるだけの才能か、あるいは練習量があってこその飛距離なのだから、スコアがいい理由の第1番は練習量か才能である。2番目に飛距離が来る。逆は成り立たない。
その順番を間違えるから話がややこしくなって、無意味に高価なクラブを買ったり、自分に合った練習方法や目標を見誤る。夢を買うと言えば聞こえはいいし、それは確かに笑える話だが、その笑いの裏には軽蔑が潜んでいることをお忘れなく。 筆者

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