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去年の夏からゴルフをしていないが、研究はしている。今回の長期休養は経済的事情と言うより左ヒジの故障が原因だったので、いつもと違って素振りさえ出来ない日々が続いた。だからクラブを握るだけの研究で、妙なことになった。



去年はボールが左に飛び出すのと、その上ドローするので困り果てた。それでこの休養中はずっとスライスとプッシュアウトを考えていた。そうするうちに、右手の親指一本でクラブを支えられるようになった。つまり、右手の親指の一番先がグリップの下側に回り込んで、ホックのようにクラブを支えている。



普通の握り方では右手の親指一本でクラブを支えることは出来ない。クラブは地面に落ちてしまう。親指がグリップの下側に回り込んで、物干し竿のホックのようにクラブを下支えするから出来る芸当なのだが、実に妙な感じがする。それでも何ヶ月かそうやって練習していたら、慣れた。



親指の先をこの位置に置くと、グリップはスライスグリップになる。スライスグリップは人それぞれに、場面に応じて、あるいは時期に応じて少しずつ調整して使うものだから、決まった位置、というのはない。右手の親指と人差し指がくっついて出来る三角形のくさびの先が左肩を指す、とか、首を指す、とか、昔はそういう表現を使った。



しかし私が現在研究しているスライスグリップにはそういう程度問題はない。右手親指の先を引っかかりにしてクラブを持ち上げられるかどうか、それだけだ。手の大きさとグリップの太さに依るが、かなり極端なスライスグリップと言える。だからスライサーには取りあえず無縁だと思うが、興味があれば試してみる価値はある。これでスライスが治る可能性さえある。



このグリップはウッド用に考えてきたグリップだからアイアンで使う予定はない。余程引っ掛けに苦労している上級者以外、用のないグリップだ。まだこのグリップでボールを打ったことがないから、これ以上のレポートは出来ない。ヒジは治ったが、花粉が飛んでいるので、このグリップの結果についてはもうしばらくお待ちいただきたい。



やってみるとわかるが、ちょっとおもしろそうなグリップで、すでに愛用しているプロも海外にはいるのではないかと、思っている。夜にお酒でも飲みながら、握れるかどうか、遊んでみて欲しい。 筆者

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