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市販のショートウッドはライ角が大きくてほとんど価値はないと書いた。その現場を見たので書いておく。一緒にプレーしたゴルファーが8番ウッドを使うと言うので、それはいいと答えた。ところが、そのショットはシャンクではないかと思うほど右に飛び出した。



フェイスを見せてもらうとシャンクではなく、フェイスの先に当たっていた。メーカーはコブラ。ライ角が立っていて、こんなウッドを使うくらいならばアイアンの方がまだマシだ。実は私のショートウッドもコブラだ。ヘッドの形が素晴らしいから使っているが、手に入れたときにライ角を修正しなければ使えないとわかっていたので、フラットに直してある。



アイアンと比べたときのウッドの良さは、払い打ちが出来ることだ。コロガシにもソールが広いので地面に刺さる心配がないからいいのだが、それよりもライ角がフラットなのでスィープする感じで打てるところに価値がある。だからライ角は極力フラットに作らねばウッドとしての意味がなくなる。コブラはそれを知らないらしい。



しかもウッドと言いながらヘッドが妙に重いショートウッドが多い。何でウッドにしたのか設計者の意図がわからない。バランスやヘッドの重さ、ライ角までアイアンと同じなら、アイアンの方がずっといい。いつも言うことだが、ライ角が大きいとヘッドはキックが強くなり、うまく打てば飛ぶ。それが安定感を損ねる。



だからウッドがいいのだ。その日ショートウッドを3度使った同伴競技者は、全てひどいミスショットになった。当然の結果だ。ショートウッドはアマチュアにとって大きな武器に違いないが、ライ角が立っているものは買ってはいけない。そういうショートウッドが上手に打てるゴルファーは、5番アイアンで200ヤードを軽々と正確に打てる。元々フェアウェイウッドが苦手でアイアンがうまいゴルファーなのだ。



そういうゴルファーがわざわざ8番ウッドを使う意味はないから、誰も使わない。市販のショートウッドを買うときには、ライ角がフラット過ぎると思うくらいのクラブを選ぶといい。50年前にインペリアルという、ライ角が非常にフラットなアイアンを作ったミズノの技術者がまだ生きていれば、私が言うところのショートウッドをミズノが作るだろう。 筆者


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