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私はパットがゴルフのほとんど全てだと思っている。そのパットがチョー下手くそな私だから、ずっと困っていた。横峰プロのパットに驚いた私だが、あれは究極の「押し球」で、しかし必要な練習量が半端でなく、パスした。



この頃部屋の中でするパットの練習が楽しくなった。ご存じのように、パターマットでのパット練習はボールがみんな入ってしまう。グリーンではみんな外れる。その落差が大きいので馬鹿馬鹿しくなるわけだ。



私も連続500回とか、20分1000球とか、いろいろやってがんばったが、あまりおもしろくはなかった。ところが、押し球の練習をし始めると、飽きない。ボールの方向はともかく、当たり方を問題にしているので、打球音に敏感になる。



打球音は微妙に違う。そして「いい音」というのがある。これは芯で打ったからではない。芯で打てるようになればボールの転がりがいいからパターマットでの練習には意味がある、と言われているが、半分しか正しくない。



パターの芯で打つと確かに「転がり」がいい。距離を合わせるタイプのパッティングでは芯で打たないとショートする。しかし強気のパッティングをするゴルファーはかえってオーヴァーしてしまうかも知れない。



芯で打つと真っ直ぐ転がる、というのは常識的に考えて正しいだろうが、芯を外して打つプロがいるくらいだから、必ずしも芯で打つことが絶対的ではない。パターの芯で打つのは「当たりがいい」からで、それで「転がり」も大きくなる。「良くなる」のではない。



しかし「転がり」だけを考えると、そうでもない。芝生の影響を受けない、傾斜の影響も受けない、曲がらないボールを打つ、というのは怪しい話だが、私はそれを練習している。傾斜も芝目も読めないんだから。



ボールを打ったときの音によって転がりが変わる。トップして打つとほとんど音がしない。ボソッという鈍い音が出るだけだが、このボールは強くないのに曲がらない。強く打てば曲がらないのは当たり前だ。



そういう目でPGAのプロ達のゴルフをみていると、今までショットばかり見ていた私が、パットばかり見るようになった。同じようなパットなのに、ボールがパターフェイスから離れる瞬間の感じが違う。



「ああ、これはいいパット」「これは失敗」というように、同じに見えていたパットがみな違って見える。だから見ていて楽しい。私は車のタイヤが煙を出してスピンしているような、そんなボールが打てるパットを練習している。芝目も傾斜もぶっ飛ばすパット。



今のところ、パターがボールの上を「かする」ようなパットは安定して打てないが、その次の、パターエッジで引っ掛けるようなパットは大分うまくなってきた。音は4種類か5種類ある。そのうちの2種類がいい感じの転がりになる。



普通に見えるパットでも、よく見ると、最後にパターのエッジとボールが触れているパットと触れていないパットがある。

プロはみな上手なので、結果との関連がどうなるのか統計を取っても、他の要素が多くて意味はないと思うが、いいパット、と思うパットが見つかっただけでも進歩だと思っているし、パットを見るという楽しみが出来てよかった、今日この頃。 筆者

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