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もしもロフト可変型のアイアン一本と数本のウッド、それにパターというセットでゴルフが出来るようになったら、シャフト会社の売り上げは激減するが、元々ゴルフ用のシャフトを作る会社は産業用のパイプやケーブルを作るのが本業で、クラブシャフトはアルバイトだから、さほどの打撃は受けないだろう。


それよりも、ロフト可変型アイアンが認可されたからと言ってアイアンが売れなくなるわけではない。一本で済むから一本しか買わないゴルファーがいると思うか。逆だ。どのクラブが使いやすいか、精度が高いかと、10種類くらいのアイアンは買ってみるだろう。



今までのアイアンセットが10本一組でも、可変式アイアンが10種類売れればシャフトは同じ本数必要になる。さらに、可変部分の精密加工となると、今までと違った分野、精密機械を製作する会社などがゴルフクラブ製作に参入するチャンスを与える。車が電気で走るようになると、自動車はエンジンでなくモーターではするのだから、電気屋が自動車作りに参入するのと同じだ。



ゴルフバッグが軽くなれば、宅急便は楽になって、燃料費が減り、エネルギーの無駄がいくらか省ける。つまり商業的に見ても、経済政策的に考えても、案外悪い話でもないと思う。


すでに行き着くところまで来てしまって衰退の影が見え隠れするゴルフ業界の、これは新しい、と言っても流行の繰り返しに過ぎないけれど、それでもとにかく救世主になりうる変化であり、商業主義のアメリカとしては、その力を使ってルールを変更する気になれば、出来ない話ではない。



この数十年の間に、イギリスのR&Aが、その権威をアメリカのUSGAと分かち合うような動きが出てきているのも、商業主義の力があるからに違いない。昔作ろうと思ったことがあるロフト可変型一本アイアンが、市場に出回る日が来るかも知れない。筆者

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